甘デジ新台「1000発比率50％」オーバー！ 連チャン性能も優秀なパチンコ界の暴れん坊!!

今年は紀州東照宮創建400周年

　徳川家康を祀る紀州東照宮の祭礼「和歌祭」は毎年5月に行われる渡御（神輿とともに大勢が練り歩く）の儀式で、今年は紀州東照宮創建400周年の節目ということで「和歌祭 四百年式年大祭」としてより盛大に行われた。

　行列のなかには俳優・松平健が自身の代表作となる「暴れん坊将軍」よろしく八代将軍・徳川吉宗に扮し、白馬にまたがって登場する場面も。松平健はかつてドラマで徳川家康を演じたこともあり、この祭りにこれ以上ない適任者かもしれない。

「暴れん坊将軍」が題材のパチンコ新台が甘デジでデビュー

　一方、パチンコでも徳川吉宗が華々しく登場した。『PA真・暴れん坊将軍99Ver.』である。本機は『P真・暴れん坊将軍 双撃』の甘デジバージョンだが、ミドルタイプのように2回セットの大当りがループする仕様ではなく、従来のRUSHタイプとなっている。

　ただ、ゲーム性は変われど『双撃』における出玉感は踏襲され、RUSH中は最大出玉となる9ラウンド約1000発が半分以上の大当りで獲得できるのである。

　1/99.9の確率で初当りを引き当てると、その大半（99.5％）が50回転の時短モード「成敗RUSH」に移行。ここで再び大当りをものにすると上位モードとなる「真成敗RUSH」への扉を開くことができる。成敗RUSHの引き戻し率は約40％となっている。

　まとまった出玉を獲得できる真成敗RUSHは70回転で展開。ループ率は約70％と高めに設定されているので、先ほどの最大出玉比率とあわせて甘デジながら充分な破壊力のある連チャンを楽しめる。

　また、真成敗RUSHにおいては選べる2つの演出を用意。ひとつは、多彩な演出で盛り上げる「活劇モード」。1～15回転が「風撃編」、16～49回は「激闘編」、最後の20回転では「終劇編」と回転数によって演出の傾向が変化するようになっている。

　風撃編はボタンプッシュで大当り判定をする即当りメインのゾーン。続く激闘編は多彩な予告でテンパイを煽り、殺陣リーチで悪を成敗。ラストの終劇編は基本的には激闘編と同様の演出だが、殺陣リーチに発展すれば大当りが濃厚となるクライマックスゾーンとなる。

　もうひとつの「TVシリーズモード」は、テレビドラマの大迫力シーンが展開するなかでラッキーパトによる大当り告知を軸としたシンプルなモード。鎖で封印されているラッキーパトアイコンが準備されると大当りのチャンスを迎える。

　ちなみに、成敗RUSHも真成敗RUSHも同じ右打ちによる時短モードに見えるが、前者が抽選しているのは特図1で後者は普通図柄。つまり、成敗RUSHは大当り確率約1/99.9だが、真成敗RUSHは1/59.4の確率で大当りの契機が抽選されている。

　大盤振る舞いの甘デジスペックで「暴れん坊将軍」の世界観を楽しめる本機。多くの人に打ってもらいたいと願う吉宗であった。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】
■1G純増「約9.5枚」超快速ATや、初期ゲーム数100G+αの覚醒「A＋AT」マシンがデビュー！【5月23日導入パチスロ新台リスト】
■パチンコ新台「継続率約81％で次回継続フラグも!?」1500発比率75％で爆発力抜群!鉄板コンテンツシリーズ最新作がまもなく見参！
■パチンコ店「一発退場」許されぬ極悪行為!? 怒りに身を任せた行動に驚愕!!