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パチンコ店「高設定を使いまくり」激アツ営業!?

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「沖スロ日本一」を目指すホールが話題

 先日、大手パチンコチェーンが「沖スロコーナー目指すは日本一」というチャレンジ宣言をしているとSNS上で話題となっておりました。

 沖スロといえば、「1万8000枚」といった超出玉を吐き出した『Sチバリヨ30』を筆頭に、『沖ドキ!DUO‐30』などの過激なボーナス連チャンを楽しめるマシンが活躍しています。

 パチスロでも人気のジャンルなだけに、それを店舗の特色として全面に推し出していこうという営業方針なのでしょう。日本一を目指すというのは、スケールが大きくてユーザーの心にも響きそうな謳い文句です。

 このように特定のコーナーに力を入れることは、多くのホールで実施している常套手段。実際に私が勤めていた店舗でも、同様の取り組みが行われておりました。

地域や客層によって特色は様々

 年配の方が多い客層のホールに配属していた際は、『ジャグラー』や『海物語』コーナーに注力。近隣店舗に負けない設置台数を確保し、「地域最大級」を謳い文句にしていたのでした。

 また、バラエティコーナーに力を入れていたホールもありました。ライバル店が新台を積極的に導入する強豪だったため、それとは違った「色んな台を打てる」という要素を武器に集客を狙っていたのです。

 このようにホールを取り巻く環境によって営業スタイルも変化するわけですが…私が一番衝撃を受けたのは、系列チェーンの中で売り上げ断トツのトップ店の営業スタイル。出玉性能の高い爆裂パチスロにて、圧巻の出玉パフォーマンスを披露しておりました。

 私がホール店員だったころは、5号機屈指の人気機種『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.-』や『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』、『押忍!番長3』といった爆裂機の全盛期。これらを一つのコーナーに集結させて出玉感を猛烈にアピールしていたのです。

 ドル箱の別積みで通路が占拠されるという圧巻の光景が広がることも珍しくありません。惜しげもなく高設定を使っていたのでしょう。お客様から「設定6ツモった!」「456濃厚」といった喜びの報告をいただくことも少なくありませんでした。

 このように、パチンコ店によって力を入れているコーナーは様々。好稼働を実現させるためには、店舗の個性を発揮しなければならない。それがホール営業において重要なのだと、身をもって感じたエピソードでございます。

(文=ミリオン銀次)
<著者プロフィール>
 ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。

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