ひげ紳士が「ぱち馬鹿っ!!」と強力タッグを結成！ 早くも話題沸騰中のパチスロゲーセン『神田センター』プレオープンから大盛況

　埼玉県にあるパチンコ店『チャレンジャー幸手店』や、レトロゲームセンター『ゲームセンタータンポポ』などでお馴染みのひげ紳士さんが今年1月、新たなゲームセンターをオープンすることになりました。JR線・地下鉄線・神田駅前にある『センター』（通称：神田センター）という屋号のお店です。

　今回は、ひげ紳士さんたちの「チームタンポポ」とYouTubeチャンネル「ぱち馬鹿っ!!」がタッグを結成。地上1階と2階、地下1階の3フロアで構成されている店内は、それぞれ「4号機～5号機初期」「全盛期時代の5号機」「裏モノ＆30パイコーナー」といった具合に、各フロアでコンセプトを持たせています。

　なお、プレオープン日である同月10日、11日、19日、20日の4日間は無料で遊技することが可能。本営業は26日からスタートし、料金は定額制で2時間2千円、終日4千円と、基本的に『タンポポ』と同じような価格となっています。

　私は、普段からパチスロをやらない派です。しかも、パチンコ店の店員になるまで全くやったことがなかったのです。入社してから『ゴーゴージャグラーV』（北電子）などでパチスロの仕組みや目押しなどを覚えて、ようやくパチスロのことを知り始めた程度。いまだにパチスロに関する知識が足りないことはご承知くださいませ。

稼働も出玉も大盛り上がり！

　そんな私ですが、今回『センター』のプレオープンで打った機種は、５号機の『仮面ライダーDX 走れ！スーパーバイク編』（サミー）です。同機がリリースされたのは2007年ですが、この当時は５号機が登場したばかりでその多くがノーマルタイプだったと記憶しております。

　さて、そんな本機のゲーム性について軽く触れておくと、スペックはボーナス+RTタイプで、すべてのボーナス終了後にRT「ライダータイム」へ突入する仕様。RT中は「リプパン外し」と呼ばれる技術介入を駆使することで、RTを延命させることができました。このリプレイ外しを無視してしまうと、終了契機のチェリーが入賞してあっさりRTが終わってしまいます。

　通常時の打ち方はわりとシンプルで、左リールにいずれかのチェリーを狙って打てばＯＫ。機種によってはスイカなどのチャンス役を狙う必要がありますが、本機はパチスロビギナーの私でも打てるぐらい良心的な仕様でしたね（RT中は除く）。

　ちなみに、店舗全体の状況については、同店のLINE@から当時のパチスロ店さながらの「過激なお知らせ」が届いていたこともあってか、稼働も出玉も大盛り上がり。具体的な内容は割愛しますが、要は全台全機種がおすすめだったということです。まさか、その辺まで考えているとは思いませんでした。

　開店早々に入店でき、同機を懐かしみながら打っていると、わずか３回転でボーナス確定。あまりにも早すぎて苦笑いしか出てこなかったのですが、周りのレトロ台も朝イチからボーナスが続出していました。

　結局、私が打った台はBIG４回・REG１回という結果でした。１回だけRT中にBIGを引けたこと以外は、あまり見せ場はなかったですね。最終的な交換枚数は612枚と、パチンコよりも平凡な結果となってしまいましたが、久々のパチスロ実戦だったので、それはそれで楽しかったです。

　往年のファン層を中心に早くも話題沸騰中。そんな『神田センター』がオープンすることで、JR中央線などを使えれば『タンポポ』との回遊もできそうです。どちらも10時間営業ですので腰を据えて遊技することは難しいかもしれませんが、「かつての名機を打ってみたい」「レトロ台特有の強烈な出玉性能を経験したい」という方がいれば、ぜひ『タンポポ』『センター』などのゲームセンターへ足を運んでみてはいかがでしょうか。