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パチンコ「黄金期のスペシャルマシン」を再評価! 少年の心を取り戻せるトリッキーな一台に夢中!!

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 秒でおっさんを殺せるパチンコなのである。

 そして、キャプテン翼といえばやっぱり小学生編となる。翼と石崎、若林の出会いから引き込まれ、南葛小と修哲小の激闘を経て全国大会ではチームメートとなり、個性豊かな強豪チームを相手に全国制覇を目指すストーリーに多くのキッズが夢中になったものである。

 ただ、『CRキャプテン翼 黄金世代の鼓動』においては、通常時で展開する演出が主に中学生編となっていたのである。ここに落とし穴があった。

 この『キャプツバ黄金世代』を初打ちした際に初回でSTに突入し、「ビクトリーロード」からの「アディショナルタイム」という全編にわたりワールドジュニアユース編の演出となるコースを消化したのである。

 先ほども述べたように「キャプテン翼」といえば小学生編である執着めいたものがあるので、面白かったし、残念ながら初代で絶大なインパクトを残したボールがネットに突き刺さるギミックがなかったものの、クルクル回転しながら下方に移動し体勢を180度入れ替えながら液晶グラフィックの足でオーバーヘッドキックを繰り出す翼ギミックは、やっぱり狂気を含む突き抜けた天才性を感じはしたもののガッツが足りず、それ以後は積極的に打ちにいくまでに至らなかったのである。

 しかし、『キャプツバ黄金世代』の新規則対応機である『PAキャプテン翼 雷獣バージョン』を打った際に、時短の演出で「小学生編」があることがわかり評価は一変した。

 翼と若林の初対決を描いた「河川敷リーチ」、小学生全国大会の決勝で最大のライバル・日向小次郎率いる明和小との激闘を描いた「明和決戦リーチ」。もう最高である。

 バーに跳ね返ってきたボールをオーバーヘッドして頭部を強打したことは数知れず。校庭で他の生徒が遊んでいるサッカーボールが自分のほうへ転がってきたら「ヒャッホーッ この勝負はウイスキー一本分の価値があるぜ!」と思いっきり蹴り返したり、小学生特有の謎のバトルの最中に明和特攻スライディング部隊といって足を狩りにいったりするのが正しい小学生の姿であったのである。

 このような追憶とともに時短を消化する喜びに浸れるとともに、本機独特の時短連チャン力というスペック的な魅力によってその魅力が倍増されるのである。

 また、「雷獣バージョン」と銘打ち日向小次郎を主役にしたものの、その主役感はほとんど液晶上部のギミックだけという感性にもしびれる。

 まあ、「雷獣」はスペック的な電撃性とか何度も大当りが襲いくる連チャン性からイメージされたワードである部分が強いのではあるが。

 とにかく、このように甘デジスペックの兄弟機は、親機、兄機で気づけなかった部分、見逃した魅力を発見でき、機種を再評価できるので侮れない。かつて気になっていたタイトルの甘デジがあればとりあえず触れてみるのもパチンコサブカル道となろう。

(文=大森町男)

 

 

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