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パチンコ「バトル継続率80%の爆裂」羽根物! デジタル色の強そうな姿の中に隠された正体は!?

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 2004年に改正された規則によりパチンコの種区分が撤廃された。これにより羽根物第3世代では、デジパチと融合された新たなスペックからくる爆裂機が生み出されたのである。その最右翼が『羽根ぱちんこウルトラセブン』であろう。

 業界を席巻したバトルシステムによる類まれなる爆発力で圧倒的な人気を博したデジパチの羽根物バージョンということで、本機も羽根物にはない連チャン性を有していたのである。

 その連チャンは「ウルトラバトルモード」と呼ばれる100回転の時短によって繰り出される。玉を減らすことなく次の大当りに繋げられ、バトルに勝利すればモード継続、さらに次の大当りを狙える。

 このバトルモードの継続率が約80%と破格なので、大連チャン、大量出玉を期待できるのである。

 その分、「ウルトラバトルモード」を獲得できる14Rの振り分けが6%とかなり低く設定されているので、突入するまでのハードルがブブカの世界記録なみに高く感じられるかもしれないが、液晶大当り時は時短突入が濃厚となる。

 そして、この液晶大当りの確率が格別で、通常、羽根物の直撃大当り確率は1/400前後、同じ京楽の『CRぱちんこたぬ吉くん』は1/397とマックスタイプなみに設定されているのだが、本機のそれは1/115.67。液晶大当りの存在感が計り知れないのである。

 羽根物に爆裂要素やデジタル要素をできるだけ排除してほしい派の私であるが、さすがに1回は触っておきたいと思うようなスペックである。

 もう京楽のたぬ吉役物には飽き飽きしていたものの、やはり本機を打とうと馴染みのホールに出かけ、まんまとその出玉感を堪能して評価を一変させたのである。

 役物はそういう仕様なのか、これまでのたぬ吉役物より辛い印象で、なかなかポケットに玉が収まらない。その代わり、イレギュラー入賞が増え、役物内の躍動感が増したのである。斜めに軌道を描きながら跳ね返り入賞など、多彩なV入賞パターンを目撃できる。

 あと、ラウンド間はもちろん、ラウンド抽選中やバトル中など打ち出しを止めたほうがいい場面が多いので、意外に技術介入性が高かったりするのも好感が持てた。こういったシンプルなところで違いを発揮できるのは嬉しい限りである。

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