パチンコ「今後の旅打ち」を模索する。「ご当地感」をパチンコにもたらすにはどうすれば良いか
パチンコ雑誌の編集部員だった頃、とにかく仕事と称して遠くに行きたかった私は、さまざまな旅打ち企画を考えては編集長を抱き込み、出張旅行に出かけたものです。
出張といっても、大作家でも大御所ライターでもない私が考案したごく私的な一色ページの企画モノの取材費が出るわけもなく、持ち出しの部分も多かったのですが、普段薄給でこき使っていた負い目からか、慢性的な企画不足による「ページ埋め」への恐怖からか、わりと私の旅打ち企画案がすんなり通りました。
ただ、旅打ち企画といってもマンガ「美味しんぼ」をパロディー化した「究極と至高」と題した、マルハンとダイナムがわりと近い位置で居を構える場所に出向いて実戦勝負するといった「旅打ち」テイストの希薄なものも多かったのです。
もちろん、当初は古い機種や希少価値の高い台を目的に出かけていましたが、マンネリズムと需要の減少と人気のなさによって、単純な旅打ち企画は成立させるのが難しくなったので、単に旅行に行ければなんでも良いといった面持ちでした。
そんな旅打ち大好き芸人だった私に「みなし機問題」の悲劇が襲いかかります。昔の機種、いわゆる珍古台が市場から一掃されたのです。そして、旅打ちの理由はなくなった。
イリーガルなパチスロ機も昔を懐かしむパチンコ台も、もう触ることができない過去のもの。唯一の地域性が残されている沖縄県と季節行事がある三重県を除けば、日本全国どのパチンコ屋に行ってもまったく変わり映えしない風景が広がるばかりです。
では、どうすれば私は旅打ちをできるのか。つまりは、地域性なりご当地感をパチンコにもたらすにはどうすれば良いか。
これはもう「海物語の名産演出をリアルにその土地限定にする」みたいな演出面からのアプローチしかないわけですよ。とはいえ、『海物語』を打つためにわざわざ地方に出かけるのか問題の表出も懸念されますよね。
そこで私が妄想したのが『パチンコJリーグ』です。日本プロサッカーリーグ、略称Jリーグは、J1、J2、J3のカテゴリーで55クラブ存在します。ほぼ全国を網羅。基本的に自チームはその都道府県に設立してあるチームに設定され、対戦相手はそのチームが所属するカテゴリー内のチームに限定されます。
しかし、この縛りを打破できる方法があるのです。それが旅打ち。相手チームの所在地で打てば演出が切り替わり、ブーイングを浴びたり理不尽な判定を下されたりします。また、カテゴリーの枠を超え、例えばJ3所属の自チームがJ1チームと対戦できるようになるのです。
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