パチンコ「貴重な資料」を公開! 歴史を学べる「パチンコ誕生博物館」開館
かつては34兆円産業までのぼりつめたパチンコ。娯楽の多様化、規制によるギャンブル性の低下、パチンコ依存症の指摘などによって遊技人口は減少傾向にあるものの、それでも20兆円近い売上があり、日本を代表する娯楽産業のひとつとして多くのファンに愛されている。
パチンコのルーツは、今から100年以上前に誕生した『ウォールマシン』といわれている。このウォールマシンが大正時代、日本に渡来。これを参考にした日本製の遊技機が誕生し、既に第2次世界大戦前には楽しまれていたという。
そんな中、ゲームとしてではなく徐々に「お金が払い出される」マシンも登場。言うまでもなく問題視されたが、その都度、製造業者やパチンコ店経営者の創意工夫によって法律の範囲内でサービスは提供され続けた。
1937年から終戦までの約8年間は他の娯楽と同じく禁止されたものの、終戦後にかつてパチンコ店を経営していた正村商会の正村竹一が営業再開と共に遊技機の開発にも尽力すると、新たな盤面の構成『正村ゲージ』を考案。既存機になかった視覚的演出は多くのファンを生み出し、現代パチンコの礎を築いた。
当時のパチンコはいわゆる「手打ち式」。ハンドルを回せば連続で玉が弾き出されるものとは異なり、文字通り、玉をひとつひとつ投入口に入れて打ち出すシステムであった。
この手打ち式パチンコは当然、今となっては歴史を知る上でもとても貴重な資料となるが、このほど、そんな貴重な遊技機を実際に見ることができる博物館が横須賀の馬堀海岸にオープンした。「パチンコ誕生博物館」である。
6月28日に開館した同博物館は、2008年に『パチンコ誕生 シネマの世紀の大衆娯楽』を出版した杉山一夫氏のコレクション等を展示。先の手打ち式パチンコをはじめ、かつてはパチンコの元祖とされていた『コリントゲーム』の歴史についても知ることができる。
また、他のコーナーでは「正村竹一の発明とされる『正村ゲージ』は調査の結果、正村商会よりも早く他社が製造していることが分かった」といった非常に興味深い展示もあるとのこと。正村ゲージの真実を解き明かすもので、杉山氏が直接、説明してくださるそうだ。
開館は毎週日曜日の11時から17時までで、入館料は500円。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から当面は予約制とのことで、予約はHP上で受け付けている。
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