パチンコ名物メーカー「新たな価値」の提供へ!「これからも最高の娯楽」としてあり続けるために!!

 いい意味で変態的。『ナナシーシリーズ』や『餃子の王将シリーズ』、『CR今日もカツ丼』や『CR悪代官』など独特なマシンを創造し続ける豊丸産業は、パチンコ『Pワイルドロデオ6750だぜぇ』の発売を控えている。

 お笑い芸人「スギちゃん」をイメージキャラクターに抜擢した本機は、飛び込み口からスタート入賞で図柄が変動。49.9分の1の抽選をクリアして図柄が揃えば「ロデオチャレンジ」へ発展し、激しく回転するギミックに弾かれながらも玉が制限時間を耐え抜くことができればV入賞となる。

 制限時間は「60秒」「40秒」「20秒」の3パターン。無論、時間が短いほどチャンスで、玉が「聖域(ゾーン)」に入れば残り10秒まで無敵となる特徴もある。

 V入賞後は電サポ状態の{Road to Victory」がスタートし、初当りを含めて5セット継続。一律して6750個の出玉を瞬時に獲得できる。

 タイムリミット役物を見事に突破できれば大量出玉。さすがは豊丸産業といった斬新なゲーム性だが、同社はその一方で、ホール向けECサイト「とよマーケット」を開設し、「スペースボックス」の購入を可能とした。

 スペースボックスとは、「ぱちんこ・パチスロがこれからも最高の娯楽としてあり続けるために、次の時代に向けた遊技環境の構築を進める」べく作られた、「ワンランク上のソーシャルディスタンス」をプレイヤーに提供できる設備で、2020年9月より販売開始。

「スペース=私的空間」とし、台間を仕切る飛沫防止ボード、ペットボトルや消毒液、BOXティッシュ、小冊子などを置ける棚部分、ジュースや小物を置くことはもちろん、スマートフォンやタブレットを立て掛けることもできる底板部分、USBやコンセントなどが完備され、遊技空間の「ファーストクラス」を実現している。

 これらは遊技枠をベースとしていることから大幅な工事も不要。遊技台を設置する感覚で「ソーシャルディスタンス」「デュアルタスク」「スペシャルスペース」と3つの要素を創出できるのが大きなウリだ。

 とよマーケットでは新しい商材も販売し、新たな価値を提供するという。

 とよマーケット及びスペースボックスの件については、プレイヤーに直接関係する事案ではないものの、新しい生活様式を取り入れた環境で遊技できるのは喜ばしきこと。この試みは、きっと大きな意味を持つことであろう。

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