パチンコ「伝説の爆裂連チャン」で朝から“鉄火場”にした名機!!【レトロパチンコ『アレジン』編】

 今回はアレパチ、藤商事が1992年にリリースした『アレジン』です。

 いや~古いですね~来年で誕生から30年ということでバリバリのレトロ機種ですが、かなり有名だと思われます。

 もちろんCR機以前の現金機時代のパチンコ機でして、当時のパチンカー達を熱狂させた伝説的な機種と言っても過言ではないでしょう。

 現在は実質的に存在しないアレパチ(アレンジボール)ですが、当時はその爆裂連チャンで一世を風靡しました。

 厳密には『アレパチ』という名称は最初に開発した太陽電子(現タイヨーエレック)の登録商標なのですが、当時は「藤商事と言えばアレパチ、アレパチと言えば藤商事」という感じで。実際にも販売されたほとんどのアレパチを、この2社が占めていました。

 賞球はALL16(約2000個の出玉)で大当り確率としては1/281となっているものの、内部的には大当りのある天国グループ1つと大当りのない地獄グループ×15の計16グループで構成されています。天国移行した場合のみ1/8を射止めれば大当りとなります。

 すなわち天国に行けば転落しない限り1/8となる事から、激しい連チャンも可能だったという仕組みですね。

 運が悪ければ延々と地獄をループし、運が良ければ天国で大連チャン。パチンコは、得てしてそのようなものかもしれませんが、この仕組みにより更なる極端な波を描いていたのですね。

 大当りは奇数の3つ揃いですが特徴はその《ピュイ♪》というテンパイ音。天国滞在時にはテンパイ確率も大幅アップする事から《ピュイ♪》が連発することに。このテンパイ音の連発に《キテるキテる》《いるぞいるぞ》と脳がヤラれてしまう訳なのですね。

 ただし地獄のグループの中にはフェイクにも関わらずテンパイ確率だけがアップする意地悪なグループもあり、《ピュイ♪ピュイ♪》と鳴れども当らないこともしばしば。

 しかし、実際には天国に滞在しながらも当らずに地獄モードに転落したのか最初からフェイクだったかは判別不能だった訳です。

 そしてこの時代はパチスロのモーニングが盛んでしたが、アレジンにもモーニングがありました。

 電源OFFからONにした場合は滞在モードが通常の半分の8つに限定されることから1/8で天国スタートということに、これが人気に拍車をかけたのは言うまでもありません。

 したがってアレジンのシマは、どこも朝イチから満台が当たり前で朝から鉄火場でした。

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