パチンコ「伝説の爆裂連チャン」で朝から“鉄火場”にした名機!!【レトロパチンコ『アレジン』編】

　しかしそれだけにとどまらず、ホールによってはイブニングサービスと称して営業中に全台電源OFF⇒ONする過激なサービスまで始める始末。朝イチは『731』という出目でOFF/ONが判別できましたが、逆に閉店時間以降も電源を全く切らずに営業するスタイルのホールもありました。

　それでもモーニングありのホールであぶれたお客さんが流れてくる訳ですから、いかに人気だったかを物語っていますね。

　私も大好きで打ち込んだ台でしたが、本当に中毒性のあるパチンコ機でした。

　奇数揃いで大当りとありましたが、揃った後にラクダ役物の羽根が約5.8秒開き、その間にV入賞させねば大当り権利消滅となるのが実は曲者で、体感ですが5、6回に1度はパンクしていた記憶があります。

　始動チャッカーも肩スルー式で基本的に払い出しがないことからホール側の立場としても非常に優秀でした。

　正に時代を彩った名機！

　今後はこのようなパチンコ機が出てくることもないと思います。そういったこともあり、「あの時代、あの雰囲気」を忘れることはないでしょう。

（文＝電撃しらっち）
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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