パチンコ「1番連チャン」するRUSHモードはどれだ！ 8万発マシンで意外な結果が!?

　P機に入り高機能なパチンコ機が爆増。特に継続率が80％を超えるような機種が多い状況で、打ち手の課題となるのが連チャンさせなきゃいけない問題である。高継続率であるがゆえに、連チャンさせてこそ当り前なのである。

　ただ実際は、単発で終わることもあればショボい連チャンでこちらがしょんぼりすることも。せめて理論値程度には、人並みに連チャンしたい。そんな悩みを持つファンも多いことだろう。

　特に複数の演出モードが搭載されている機種などは、「この演出にしたからショボ連で終わった」と非難の理由を探してしまうことも少なくないはずである。

　そこでRUSHの選択モードが5つと多彩な演出が搭載された『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』で、どの演出が1番連チャンするのかを家パチで実験してみた。ちなみに、特定条件を達成しないとプレイできない「キャロル」は対象外とさせてもらった。

　本機のRUSHトータル継続率が約82％で、平均連チャンは5、6連、平均出玉は約5000発ほどでしょうか。これが一応の基準となります。「81連・一撃8万発」という驚異的な報告も話題となった本機。最強の連チャンキャラの栄冠はどちらの頭上に輝くのか。

　まずは響の図柄増殖バトルタイプ。テンパイ図柄が増えるほどチャンスとなるモード。主人公ということで期待がかかるキャラであるが、結果は3連チャンと残念なものに。かろうじて10ラウンドを1発獲得したものの、出玉2110発といきなり最下位候補となった。

　次は、繰り出す技によって期待度が変化する一撃タイプの翼。必殺のガングニールデバイスが普通に炸裂し、6連チャンの6578発となかなかの成績をマーク。計3回Vストックを発生した芸術点の高さにも注目である。

　続いては、連打で勝利を目指すクリスが登場。攻撃方法や敵の種類などチャンスアップパターンも豊富な見どころの多い演出モードだが、初回で10ラウンド＋Vストック×2とスタートダッシュを決めたが、振り分け負けで4ラウンドが大先行し、最終的には7連チャン5302発となった。

　トリ前となるのは、ボタン長押しで「愛」をチャージするマリア。チャージ中のエフェクト色は弱攻撃の青が1番アツい変則仕様。他人を否定しない「愛」の時代の象徴なのか、Vストック2発が両方10ラウンドになるなど、半分以上が最大出玉で6連チャンの6137発。

　そしてラストを飾るのは一発告知の切歌＆調。告知のタイミングはさまざまで、どの場面でも大当りを期待できるこの演出モードでは9連チャンと最伸をマーク。ただ、そのほとんどが4ラウンドと振り分けに泣かされ出玉としては6371発と伸び悩む結果に。

　結局、1番連チャンしたのは切歌＆調の一発告知フラッシュコンビ。出玉的にもっとも獲得できたのは一撃タイプの翼だが、9連チャンを記録した切歌＆調は、1回でも4ラウンド以上を引いていれば逆転できたポテンシャル。

　とりあえず、今後私が『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』を打つ際は切歌＆調一択とし、実際の効果を調査してみよう。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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