パチンコ「ローカル色満載」の異色の人気シリーズ作…巨大7セグなど搭載でマニアの心を鷲づかみ!
パチンコ発祥の地・名古屋。社会人になるまでは縁もゆかりもない土地で興味がないどころか眼中にない場所であったのが、パチンコ関連の仕事をしだすと当時はまだ名古屋、あるいはその周辺に多くのメーカーが居を構えていたので撮影やら出張やらで頻繁に訪れることになり、親近感の増す場所になっていった。
また偶然にも仲良くさせてもらった尊敬する先輩が愛知県出身ということで愛知・名古屋文化の英才教育を受け、「けった」だの「ときんときん」だのと意味不明な言葉を仕込まれたものである。
そんな名古屋弁のなかでも「だぎゃ」「みゃー」に続く有名なものとして「でら」というものがあるが、そんなローカル色を全面に打ち出したパチンコ台が存在した。『CRデラマイッタ』である。
この『デラマイッタ』は第3弾までシリーズ機が登場する人気マシンで最新作『デラマイッタ3rd』も多くのファンに愛された機種となる。特に気軽に遊べる甘デジタイプはどのシリーズでも好評を博し、深く思い出に刻まれていることであろう。
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特にこの3代目は前作から約10年の期間が空いたこともあり、より強く印象に残っているのである。おなじみの盤面を覆う巨大な7セグとその上部の空白部分に搭載されたミニセグによる演出は表現力が乏しいように感じられる7セグとは思えないほどの多彩さを見せてくれる。
また、ミニセグの裏から突如として現れる「FIREギミック」や「パトランプ」のインパクトがほどよいスパイスとなってボルテージを大幅アップ。大当りの期待感とともに最高潮に達するのである。
一方、電サポモードとなる「DeRUSH(デラッシュ)」においても興奮の演出機能が搭載されている。確変or時短となる「大予言タイム」では、巨大7セグの外周(0)がマスで区切られているのだが、そのマスの色が変化するとチャンス回転となりリーチが発生するようになっているという見た目にドキドキできるモードなのである。
このように『デラマイッタ』といえば状態がわからないモードを楽しむゲーム性が有名だが、じつは本機では右打ち時の大当りはすべて確変となっている。ただ、STシステムを採用しているので、本来とは少しニュアンスが異なるが当るか当らないかのスリルを楽しむことができるようになっている。
ちなみに、15ラウンド大当りだと電サポ100回転、5ラウンドの場合は電サポ60回転の振り分けとなっているが、大当り時はBIGなら巨大セグに「H」の文字が表示されるおなじみのラウンド抽選が展開される。
この演出だけでも「ああ『デラマイッタ』打ってるなぁ」と感慨深い気分となれるのでありがたい。初代はバリバリの5回リミッター世代。パチンコの面白さとは出玉や連チャンだけでないことを噛み締められるのである。
(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。
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