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パチンコ新台「究極の漢気スペック」は旧MAX機レベル!? 激熱マシンを次々生み出す気鋭のメーカー!!

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藤商事がパチンコ新台『Pサラリーマン金太郎』を発表

 新たなシステムを考案し、P機におけるゲーム性とスペック力の向上を牽引する藤商事。「天国モード」を実現した『Pアレジンプレミアム』や2000発が高速ループする『PストリートファイターV』などアツい新機種が目白押し。

 そんな藤商事から新たな爆裂マシンが登場する。パチンコ新台『Pサラリーマン金太郎』である。

 気になるスペックは突入率80%、継続率80%、最大出玉約2400発という強力な連チャンモード「金太郎CHANCE」を搭載。CR時代の旧MAX機を彷彿とさせるだけに、その仕上がりに期待が高まる。「究極の漢気スペック」の名は伊達ではなさそうだ。

 さて、その『サラリーマン金太郎』といえばサミーとその系列メーカーの印象が強いが、今回は藤商事からのリリース。じつは藤商事、このように特定のメーカーイメージが色濃いタイアップマシンがいくつか存在するのである。

他メーカーからバトンタッチした版権は意外と多い!?

 そのひとつが『宇宙戦艦ヤマト』。このコンテンツといえばSANKYOという認識を持つファンも多いだろうが、じつはパチンコの最初は藤商事からリリースされているのである。

 元となる原作アニメ自体が複雑な大人の事情を抱えていたことも影響しているのかもしれないが、それでも脈々とパチンコの定番シリーズマシンとして人気を博してきた。その礎の一端を担ってきたのは藤商事である。

 ほかに『ライディーン』も同じような例として挙げられる。高尾のイメージが強いこのコンテンツでも藤商事が『勇者ライディーン』としてタイアップ機を発売。転落抽選タイプの機種として新感覚のゲーム性を提供した。

 ただ、『勇者ライディーン』と『ライディーン』の関係性でいうと、後者が70年代に人気を博したロボットアニメであることに対し、後者はそれを元にリブートしたCGアニメ。基本的には別物になる。

 あとは『ジュラシックパーク』。2002年の産業フェアで大きなインパクトを与えた京楽のマシンが有名だが、こちらはシリーズ展開には至らなかった。一方、藤商事の『CR ジュラシックパークMAX』は80%ループで出玉アリ大当りはオール15ラウンドの強力なバトルスペックで人気を博し、『2』も登場した。

 もともと『CRゴーストバスターズ』や『CRジュマンジ』、『CRエイリアンvsプレデター』など洋画はもちろん、『CRサンダーバード』や『CRピンクパンサー』など海外版権に力を入れていた藤商事だけに、この手のコンテンツの扱いには慣れており、外国モノタイアップパチンコ作りには一日の長がある。

 ただ、『CRヴァン・ヘルシング』以降、海外作品のパチンコ機は見られないのが寂しいところ。最近ではアニメや定番シリーズ機に比重があるので、そろそろマニアが痺れるような洋モノ版権のマシンを登場させてほしいものである。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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