パチンコ「限界突破した電サポ」搭載のライトミドル名機!!
パチンコの遊技性を広げた「確変」
パチンコは確変という魔法の力を手に入れた。しかし、その威力が絶大すぎて秩序を乱し、制限せずにはいられなくなってしまった。その代償がCRであり、確変はプリペイドカードを使わないと遊べなくなってしまったのである。
このCR機が誕生したことにより、これまでのような現金で玉の貸し出しを行って遊技するスタイルのマシンを「現金機」と、対義語的に称するようになる。現在のキャッシュレス時代を予見していたのか、やがて現金機は駆逐され、ついに絶滅を迎えることになる。
「待て待て、いまでも遊技の際には現金を直接使うではないか」といった声もあろうが、あれは現金で購入されたプリペイドカードがそのままパチンコ機に挿入されるという特殊な構造のユニットによって成立している。
現金→カード購入→カードを台に挿入する→玉貸しという一連の流れの中間部分が自動で行われていると認識してもらえばよいだろう。
実際は、現金機自体は新たに製造されなくとも、古い機械を設置しているホールも2010年代後半まで存在したが、規則改正により「みなし機は認めない」当局の判断により、いまやパチンコ屋で現金機に出くわすことはない。いまとなっては、それはCR機も同じなのであるが。
さて、確変がCR機だけに許された特権なら、現金機はどのようなメリットがあったのか。それは「時短」である。過激なCR機には時短が去勢され、時短は現金機の特権になった。
しかも、2004年以前は時短回数に上限がなかったのでバラエティに富んだ引き戻し率を振り分けられる独自のゲーム性を展開できたのである。しかし、2004年の規則改正でCR機にも時短搭載が可能となり、しかも100回転の上限を設定された。
こうして現金機は実質的に殺されることになったが、2004基準の規則でも現金機スタイルのゲーム性を再現することは可能なのだ。もちろん、100回転を超える電サポも実装できる。
どうするのかといえば、たとえば200回転のSTにするのである。しかもSTとは名ばかりで確率を通常時とほとんど変わらない数値に設定するのだ。通常大当りの場合は100回転。これで現金機のような、引き戻し率の異なる電サポの振り分けが作れる。
「限界突破した電サポ」搭載のライトミドル
この手法を用いた機種が『CRスーパーわんわんパラダイス おかわりver.』。電サポ回数が2倍になる「おかわりチャンス」で現金機のゲーム性を蘇らせ、オールドファンの心を掴んだのである。『わんパラ』というコンテンツ選びも抜群。
一攫千金を夢見られる出玉性能ばかりが注目されるが、遊技であるパチンコはゆっくりまったり遊べる要素も必要ではないだろうか。「庶民の娯楽」という原点を思い出させてくれる名機なのである。
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