パチンコ業界「新しい層のファン」を獲得…きっかけは“超大物アイドル”!?
パチンコ屋にオタクが増えたきっかけ!?
先日、地元に帰った時に大須というエリアに久しぶりに遊びに行った松戸檸檬です。どうもこんにちは。
名古屋を知らない方に説明すると、大須は中区にあるお寺がある商店街で、食べる物から服や雑貨など身に付ける物、フィギュアから電化製品までありとあらゆるジャンルのお店が混在していて、秋葉原と巣鴨を足して割って、新大久保の異国情緒を加えたような場所なのだ。
商店街はいくつかのブロックに分かれてて、そのブロックごとにカラーも違う。服を買うなら万松寺、ご飯を食べるなら仁王門通り、パソコンを買うなら新天地通りと、私もよく遊びに行っていた。
また、新天地通りと呼ばれるエリアはパソコン、家電量販店とパチンコ屋が並んでおり、秋葉原に似ていてオタクっぽい人も多かった。
『CR松浦亜弥』の登場が大きく変えた!?
全盛期の頃はパチンコ屋が三、四軒ぐらい並んでた気がする。奥村遊機の直営だった「モナコ」がいち早く閉店し、今ではパチンコホールも一店舗しか残っていない。
中でも、今年の5月に閉店した「メガロ大須店」はオタクの人を意識してか萌えを全面に推したホールでもあった。
そんな事を思い出して懐かしい気持ちになったけど、そもそもパチンコホールにオタクの方達が足を踏み入れるきっかけは2006年にビスティからリリースされた『CR松浦亜弥』だと私は思っている。
今でこそ、人気タレントもパチンコになる時代だけど、当時は人気絶頂のアイドルがパチンコになるなんて珍しかった気がする。
ホールに導入されるや否や、今まで見たことのないようなタイプ、パチンコには無縁そうな方々が来店していた。いわゆるオタクと言われる人達で、パチンコを打つのに紙袋片手に大荷物で来店していたので妙に目立っていた。
あややの台が満席になった後ろには演出を一目見ようとファンが立ち見をしていたほどで、「なんか異様な雰囲気…! 」と思ったのを今でも覚えている。この光景は私の通っていたホールだからだったのか分からないけれど、あややを皮切りにホールに訪れる人の種類が変わってきたのは確かだ。
その後、元モーニング娘。の「後藤真希」と「安倍なつみ」をダブルキャスティングした『CRシーコップ』という機種や羽根モノの『Aモーニング娘。』等が登場するので、「あぁ版権まとめて買ったんだな」と想像してしまう。
どんどん現役で活躍するアイドル・タレントのパチンコが増え、平行してアニメの版権物のパチンコも充実したおかげで、アイドルオタクからアニメオタクと呼ばれる新しい層のファンを獲得したのである。
私はボーイズラブに興味はないけれど、いつか腐女子と呼ばれる人達が喜ぶパチンコも出てくるといいよね。
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