パチンコ新台「連撃性と出玉力」で快進撃なるか…最強軍団の異色作へ迫る!!

JUDGEMENT　『P GO!GO!マリン超連撃BATTLE』

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。パチンコ最強軍団『海物語』系シリーズのなかでも異色のゲーム性で確かな存在感を示す『GO！GO！マリン』シリーズの最新作がスーパーな持続性を装備して登場した『P GO!GO!マリン超連撃BATTLE』（以下GOマリ3）だ。

　大当り確率が319.6で、突入率50％、継続率80％のループ確変を搭載した本機。ライトミドルのST機となっていた前作から大胆なモデルチェンジを敢行。しかも、その確変は小当りRUSHというトレンドから外れた仕様となっている。

　注目の小当りRUSHだが、オーソドックスなゲーム性とは一線を画す内容で、従来はほぼ1/1という高頻度で発生する小当りによって徐々に出玉を増やしていく機能だが、この『GOマリ3』の小当りは約1/4.9の確率とやや重たい印象ながら、一度の開放でまとまった払い出しを得られるようなもの。

　小当り1回で獲得できる出玉は約150発。つまり、5回転に1回の割合で1ラウンド当りをはさみながら展開する確変ループマシンといったイメージで、体感的には超高継続マシンを打っているように感じるのである。

破格の連撃性と意外（!?）にも11万発を吐き出す？

　小当りを含んだRUSHの継続期待度は約97.8％と驚くべき数字になっている。また、「アタッカーが拾わないイライラなし」「大当りがずっと続いている感覚」と打感も好評。RUSH回数が100オーバー、200オーバーとさすがの連撃性を見せている。

　さらに、高継続タイプのようにメインとなる出玉が2ラウンド300発と少ないスペックでありながら、RUSHに入ればコンスタントに20000発ほどの出玉を吐き出す性能も持ち合わせているという。

　また、出玉の最大値も夢のある報告がなされており、「1RUSHで80000発」「トータル11万発」などのド派手な出玉結果が目撃されているのである。

　現状では、81％ループ×オール1500発や1回で3000発以上の大量出玉スペックによる火力が注目されているが、じつは規定上で1番出玉を出せるシステムは小当りRUSHなのである。

　確変やRUSHといった連チャンモードに突入した際の平均払い出し出玉数、いわゆる「モードTY」には上限があるのだが、次回ループやSTといった確変機は9000発、そして今、一世を風靡している1種2種混合機は7200発とまさかの最下位で、本機のような小当りRUSH機では11000発となっているのだ。

　このように、ポテンシャルにおいては最高峰となる小当りRUSH機。しかし、風潮としては、どこか物足りないイマイチなシステムであるとファンに印付けられている。『P GO!GO!マリン超連撃BATTLE』は、連撃性と出玉力によってその流れを変えることができるだろうか。