【新台】チャンス確率約1/57で「97％ループ」… 史上最高峰の連チャン性能を実現したホラーヒロイン降臨!!

　高尾から気になる新機種が登場するようだ。その名も『P貞子3D3』。ご存知、世界を震撼させたジャパニーズホラー映画の火付け役「リング」シリーズのタイアップ機マシンの最新作になる。

これまでのシリーズと一線を画す「役物抽選タイプ」を採用

　初出の『CR貞子3D』とその兄弟・シリーズ機やスピンオフ的な位置づけとなる『P貞子vs伽椰子』にいたるまで、出玉力を備えたオーソドックスなデジパチで展開していたが、本作ではその姿が一変している。

　本機のカギを握るのは、完全な物理動作を拠りどころにした役物抽選機能だ。盤面ステージの奥に搭載された役物は2019年に導入された『P白魔女学園オワリトハジマリ～』で使用されていたモノに酷似。ドーナツを半分にしたような半月型お振り子役物を2つ突破したあとに液晶上部に玉が運ばれ、落下した玉がVに入賞すれば大当りとなる。

　映像を細かく確認したところ、どうやら振り子役物は見た目上、1段目が3/5、続く2段目は1/2の確率で突破できるようだ。2段目をクリアすると「絶ノ底（FINAL JUDGEMENT）」の演出が挿入され、盤面上部に運ばれた玉から最後の勝負が展開する流れ。最終関門も1/2の確率だ。

継続率は史上最高となる約97％！

　この役物抽選が約1/57.8の確率で発生し、見事に役物V入賞すると「貞子生誕祭」に突入。突入率は100％で、V入賞時は必ずRUSHがもらえるうえに、継続率は史上最高となる約97％となっている。

　映像では5000、6000と出玉が増えていく様子が映し出されており、安定性と連チャン性の両立を実現した驚愕のスペックになっている。

　さらに、これだけでは終わらない。RUSHは扉が閉まれば終了となるが、RUSH終了時には「器への挑戦RE：BIRTH」なる復活演出が発生。再び役物抽選を突破すればRUSHに返り咲くようになっているのである。

　原作の「リング」シリーズ三部作の最終章となる「ループ」は、じつは貞子のいるこの世界は機械でつくられた、生命の進化をシミュレートする仮想現実の出来事なのだが、偶然発生した「呪いのビデオ」の連鎖をプログラム上でも止められないように、本機の連チャンもそう簡単に止まるものではないようだ。

　ちなみに、キービジュアルが玉座から見下ろす美少女系貞子になっており、演出面も通常時はアニメを基調とした『P白魔女学園オワリトハジマリ～』風で、おどろおどろしさがあまり強調されていないモノに変化しているかもしれない。

　とにかく、ゲーム性が一新され、生まれ変わった『P貞子3D』。「超体感型」を標榜する衝撃の連チャンを味わえる一台になっている。