甘デジ帯で「トータル10万発ある」と確信したが…パチンコの調子は失速気味で「連チャン」にも勢いなし!?

『デビルマン疾風迅雷129ver.』をつっぱる！【11回目】

　5月に入ってから調子が悪い。もちろん、パチンコのことである。先月までは「マジでトータル10万発もありえる」という流れだったのに。この前までの引きが異常だっただけかもしれないが、このところ、どうにもストレスを感じる展開が続いている。

　ところで、5月には「ゴーゴーの日」、つまりジャグラーの日が存在する。日本記念日協会に認定されている公式な記念日である。しかも今年は令和5年ということで、555の3つ並び。さぞや盛り上がったことであろう。

　で、ここで町男は閃いた。来年は令和6年。ということは、6月6日は6の3つ揃いである。666。そう、ご存知、悪魔の数字だ。これは来年の6月6日は『デビルマン』あるで。

　ちなみに、なんで666が悪魔の数字なのかはよくわからない。聖書で触れられているとか、昔の映画で悪魔の子が生まれた日時とか、いろいろあるようだが、とにかくいかにもありそうな理由をねじ込んで既成事実を作ってしまえば良いのである。ゴールデンウィークしかり、バレンタインデーしかり、資本主義とはそういうものなのだ。

　などと「甘つっぱ」実戦の調子が上がらないので虚構に逃げ込んでいたが現実は変わらず、貯玉はしっかりマイナス収支を刻んでいた。

「はい、勝ちパターンいただき」と思い上がっていたが…

　スタートは悪くなかった。72回転で黙示録保留からロングリーチで大当り。ミドルタイプでは弱い黙示録保留もなかなか期待できるし、普通なら無視の対象となるロングリーチでそこそこ当るので、ライトバージョンは面白い。

　ただ、残念ながら最初の当りではRUSHに突入しなかったが、またまた70回転台で黙示録保留からロゴ・赤フラッシュ、群、集合チャンス、vsザン星4.5、ゴールドデビルマンと演出盛り盛りで大当りし、真悪魔チャレンジの悪魔降臨でRUSHが降臨したのである。

「はい、これでRUSHが連チャンして今回も勝ちパターンいただきだ」と思い上がっていると、5連チャン1400発の体たらく。久しぶりに、しょぼい連チャンを味わうこととなった。

　まあまあアイドリングということで、後半の盛り上がりを期待したのだが、次の初当りは200回転を超えるプチハマリ。これはよくない兆候である。これでRUSHを逃した日には、一挙に台のテンションがだだ下がるに違いない。

　気合のラウンド演出「襲撃バトル」では、ボタンプッシュに力を込めて意地でRUSHを奪取することに成功した。

順調に連チャンを重ねる。と思いきや…

　とにかくこれで一安心。その後のRUSHもカウント終了からの逆転演出や「デデデデビルマンだ」の保留連濃厚演出などで順調に連チャンを重ねる。と思いきや、8回目で継続に失敗してしまう。

「まだあるまだある」と自分に言い聞かせるようにファイナルチャンスや復活劇を期待するも、リザルト画面ではボタンすら出現しない有り様で、通常画面に戻った右下の図柄がむなしく1コマ外れを表示するのである。

　どん底に悪いとはいえないが、けっして良い流れでもないのは明白。次の展開で自分の情勢が明らかになるだろうが、この感じだと悪くなる一方のような気がしてヘタレヤメを選択。とりあえず、次の機会に望みを託すことにした。