【賛否続出】超大物YouTuberのパチンコ「来店イベント」は大成功!? ホール店長がその分析結果を発表

　先日、チャンネル登録者数170万人超の大物YouTuber・ラファエルがパチンコ業界に参戦し、ネット上で話題となった。

　ついこの間まで、パチンコ業界とは、縁もゆかりもなかったラファエル。それゆえ、一部ファンからは批判の声が相次ぎ、同じく人気YouTuberでパチンコ実戦チャンネルの運営も行っている「シバター」も、YouTubeでの広告収入が減ったことで「パチンコ業界に流れているのでは」「あまり知らなかったくせに業界に入ってくるのが気に入らない」などと、一般YouTuberの業界進出に対して不満を露わにした。

　一部では、ラファエルの来店費用は「150万円」という情報も出回っており、パチンコ・スロットに対する愛をさほど感じられないのにもかかわらず、「なんでこんなに高いんだ！」「まずは客に還元しろ！」といった厳しいツッコミも目立っているが…。

　そんなラファエルの来店イベントに対し、一部業界関係者から「成功だったのではないか」と擁護する声もあがっている。

　詳しくは、YouTubeチャンネル「パチ屋と無職のすろよいトーク」がアップした動画『本当に来店演者って必要??数値から読み取ったらパチ屋全体の問題に発展した件について』をご覧いただきたいが、この動画では、タイトル通りホールの様々な数値から「来店演者の必要性」を判断。数値に関しては真偽不明な部分もあるが、正しければ納得の判断である。

　判断材料は「他演者の来店費用」「稼働は上がったか」「集客した客層はホールにマッチしていたか」など。総じて、どれほど「費用対効果があったか」に注目している。

　動画の中で、印象的だったのは「出玉で還元しても集客には繋がりにくい」という指摘だ。

　ユーザーからは「広告に費用を使うなら出玉で還元してくれ」という声も多く、実際そのような営業スタイルを取り入れるホールは少なくないが、即効性はそこまで高くないだろう。

　たとえば、お祭り状態になるほど出玉を還元したとしても、その日来店していないユーザーにも知ってもらわなければ宣伝にならないし、そもそも高設定を入れても気付かれない可能性もある。

　結果的に「出玉で還元」して人気店となるまでそれなりの時間が必要となり、還元の費用も数百万円では済まないこともあるだろう。そう考えた時、“ラファエル来店”の費用対効果は「比較的にお得だったのではないか」と分析していた。

　パチンコ・パチスロファンとしては憤りを感じてしまうことかもしれないが、ホール側の視点に立ってみると、案外悪くない結果であったように納得してしまう。

　気になる方・ご興味のある方は是非動画をチェックしてみては如何だろうか。