パチマックス > パチンコニュース > 3段ステージの「貯留機能」搭載機、ワイド役物が印象的なマシンを製造【平和 羽根モノの軌跡―その3】
NEW

3段ステージの「貯留機能」搭載機、ワイド役物が印象的なマシンを製造【平和 羽根モノの軌跡―その3】

【この記事のキーワード】, ,

3段ステージの「貯留機能」搭載機、ワイド役物が印象的なマシンを製造【平和 羽根モノの軌跡―その3】の画像1

平和 羽根モノの軌跡―その3

 1981年に『ゼロタイガー』を発売し、「羽根モノ」というジャンルを確立させた老舗ブランドの平和は、1986年にも『ビッグシューター』で大ヒットを記録。この『ビッグシューター』は役モノに初めて「貯留機能」を搭載したマシンで、玉の動きにバリエーションを増やしただけでなく、スペック面でも高継続や大量出玉を実現可能とした。

 翌年の1987年にも同社は積極的に羽根モノをリリース。『コスミックノア』は谷釘のない変則ゲージと回転羽根、『フラッシュキューブ』はアタッカー式の羽根が特徴的で、『ヘラクレス』は役モノ内中央の「ローマ人」が継続をサポートしてくれる。

 和風なセルがひときわ目を引く『カムイデンⅡ』は、殿様と襖の動きがポイント。『ジェッター』は大当り中、Vと宇宙飛行士が上下に動く仕組みで、蝶や花を描いた『ユートピア』は“楽園”がモチーフとされている。

 また、同年には役モノに8つの穴がある回転体を採用した『スフィンクスV2』、『ビッグシューター』の続編である『ミラクルシューター』も製造。前者はラウンド中、穴に玉が貯留されることで継続率が大幅にアップする仕様な一方、後者はローターに拾われた玉がなかな出てこず、パンクすることもあった。

3段ステージの「貯留機能」搭載機が登場

 1988年に発売した『スパンキー』は3段ステージの貯留機能を装備しており、役モノ内では「HOP」「STEP」「JUMP」と書かれた3枚のボードが作動。羽根に拾われた玉の大半はHOPに乗って上方のハズレ穴に運ばれるが、乗らずに手前にこぼれた場合はV入賞のチャンスを迎える。

 ラウンド中は上方のハズレ穴が塞がり、3つのボード上に最大8個の玉をストック。玉が手前にこぼれやすくなり、その結果、継続率が上昇する。

 筐体中央にワイド役モノを配置した『ファクトリー』は大当り中、役モノ左右に最大5個の玉を貯留し、6カウント目で解除。その際は玉が一斉にVゾーンへと向かうことから、継続率はかなり高い。
 
 これらのほか、1988年には回転体停止時に大当りの可能性が高まる『メトロビジョン』、ペンギン役モノが愛らしい『ビッグウェーブ』、羽根がどじょう、役モノがザルを持ったおじさんというコミカルな『安来名人』、当時流行したビリヤードをモチーフに据えた『サイドポケット』なども発売した。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

パチンコ・パチスロ情報局「パチmax!」

Twitter:@pachinko_gj

3段ステージの「貯留機能」搭載機、ワイド役物が印象的なマシンを製造【平和 羽根モノの軌跡―その3】のページです。パチマックスは、パチンコ、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。パチンコ・パチスロの本質に切り込むならパチマックスへ!

Ranking

23:30更新
  • パチンコ
  • 総合