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【パチンコ店】「結果的に等価とほとんど変わらない」業界の重鎮が“交換率論争”に言及

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 パチマガスロマガFREEで活動するパチプロの山ちゃんボンバー氏が先日、SNSにとある投稿をした。

 それは「交換率を下げた方が業界は良くなる」議論について。山ちゃんボンバー氏は「回すようにして下げたら、かえってダメになる」といった意見のようで、その理由として「下げたら粘る方がメリットが上がる状況が生まれる」「結果的に専業の人に粘られて、一般のお客さんには返ってこない」「一般のお客さんは、一発当てても交換率が下がるとお金になる額が下がるから、打たなくなる」などの点を挙げた。

「交換率を下げたけど、結果的に等価とほとんど変わらない」

 これに反応したのが、業界のご意見番である大崎一万発氏。自身のYouTube「まんぱつ」内の動画で「まんぱつの意見と同じでございます」とすると、「貯玉を2,500発以上持たせて、その代わりに交換率を下げたんですけど、結果的に等価とほとんど変わらない回りにしかなってない」と知人のホールの営業形態を例に出し、「なぜかというと、貯玉を使って打たれちゃって、持ち玉を持たれちゃったら大損になっちゃう」と理由を説明した。

 ただ、「昔のパチンコを知る人」からは「なんで交換率を下げて回さないんだ」という意見が出続けているのも事実。動画スタッフのひとりも過去はそう考えていたそうだが、今回の山ちゃんボンバー氏の投稿を見たことで「同意だなとは思います」と話した。

 大崎氏曰く、「今のパチプロは感度が高い」そうで、かつて都内に「40玉交換で爆発的に開けた」ホールがあったそうだが、瞬く間にプロが押し寄せたとのこと。結果、「回りは東京レートと同じくらいで交換率は2.5円のまま」という地獄の状況ができあがってしまったそうだ。

「等価交換の方が儲かるっていう現実がある」

「実際、パチンコ屋さんは金儲けには聡い」。これは大崎氏の見解で、「低交換率の方がいいってなったら、全部そうなってる」とコメント。愛知県などは「申し合わせ」で非等価交換だそうだが、「勝手に等価にしちゃってる」店もあるそうで、「等価交換の方が儲かるっていう現実があるということ」と続けた。

 結局、「ホール側は最大公約数を取りたいから、少数の人たちに適した営業はできない」とは、もうひとりの番組スタッフ談。これには大崎氏も「芯を食った意見」と納得の様子で、自分なりに「1番大きい所の牌を取りに行ってるのがパチンコ屋さん」「一部の小うるさいやつはそもそも要らん」と解釈すると、「まぁ分かるわなぁ」と頷いた。

「ご意見ある方は、本当にそれが形になればいいんだけど、自分がパチンコ屋になった時に『やるか?』という基準で物を考えると、できないかなってなる方が多い」。大崎氏は「ふざけんなとも思ってる」としつつ、「パチンコ屋さんばかり叩くのも若干、気の毒」と同情。「ちょっとでも相互理解が生まれてくると、もうちょっと平和な業界になるんじゃないかな」と話をまとめた。

 これはあくまで大崎氏の意見。「交換率を下げた方が業界は良くなる」議論は、今後も続けられることだろう。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

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