【パチンコ新台実戦】抜群の安定感で「23連30000発超」などの出玉力！ 「まじ神スペック」と評判の歌パチ最高傑作をジャッジ‼

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、もはや伝説と化しつつある女性歌手をモチーフにした人気シリーズの最新作が3年ぶりに登場。歌パチの最高峰と呼び声高い名機の復活なるか『P中森明菜・歌姫伝説～BLACK DIVA 極～』（以下明菜ブラック）だ。

　2022年にデビュー40周年を迎え、これまで体調不良などを理由に表舞台から遠ざかっていた中森明菜が徐々に露出を増やし、じっくりとしかし確実に本格的な復帰へ向けて活動を再開した。そんな本人の姿に追随するように、パチンコ『明菜』の新機種が導入された。

　P機としては2作目となる本機。大当り確率が1/319.6のミドルタイプで、初当り獲得時は58％でSTに突入。ただ、42％の通常大当りを引いても120回転の時短が付与される救済措置がついている。しかも、約1000発とある程度の出玉を手にできるのだ。

「通常でも1000発時短120回の遊びやすさ」とこの部分はおおむね好評の様子。時短の引き戻し率は約31.3％もあり、トータルのST突入率が約72％までアップするなど、この安定感は最近の機種にあまりない大きなメリットである。

　注目のSTは144回転継続。確変中の大当り確率は1/91.7なので継続率は約79.4％（保留4個込みだと約80％）だ。出玉のほうは、90％が10ラウンド約1500発。王道RUSH（81％ループ＆オール1500発）とほとんど変わらない出玉性能と言えるだろう。

「まじ神スペック」「マイホで4万発出てた」などと好評の様子

　このようにトータルのバランスが非常に整っており、「まじ神スペック」「打てそうだなって印象」とスペックについて高い評価を得ているようだ。もちろん出玉感も上々で、「23連30000発オーバー」「マイホで40000発出てた」といった出玉報告を確認できた。

　ただ、言うまでもなくスペックや出玉性能が優秀なことに越したことはないが、本機は歌パチであり演出面も極めて重要である。特に見せ場となるSTのデキは人気や稼働に大きく関わる要素である。

　こちらのほうもなかなか評判が良さそうだ。「消化速度が遅すぎず早すぎずでちょうどよい」「先読みや強演出に依存しすぎていない」「図柄揃いなら10ラウンド」「普通に面白かった」などの声が聞かれた。

　また搭載楽曲も充実のラインナップ。定番の名曲はもちろん「異邦人」や「ダンシング・ヒーロー」など新規となるカバー曲も収録されている。まさかの「残酷な天使のテーゼ」というエヴァコラボもあり、聞き応え満点。

　カバーに関しては賛否両論あるが、知っている歌を聞きながらノリノリで打てる。これこそ歌パチの醍醐味ではないだろうか。エンターテイメントの観点からすれば充分理解できる試みである。また「サウンドカスタム」が搭載され、「高音カット」や「ライブ風／歌集中」といった歌パチならではの機能が追加されている点も見逃せない。

　最強の歌パチとしてファンから絶大な支持を受けてきた『中森明菜・歌姫伝説』、その最新作は人気シリーズたる所以を随所に感じられる完成度の高い仕上がりだ。