【新台パチンコ羽根物】初打ち感触良好!「伝統のレジェンド」後継機は間違いない面白さ!!
「伝統のレジェンド羽根物」後継機は間違いない!
羽根物の新機種をホールで打てる日がついに来た。
導入されたのはアムテックスの『PニュートキオGREEN』。本シリーズは断続的にリリースされていたので、羽根物ファンのみならず、若い世代でも名前は聞いたことがあるだろう。
現状では、昭和から平成、令和と唯一存続してきた羽根物タイトルである。搭載された役物は様式美であり、もはや伝統ともいえるゲーム性を受け継いでいる、国宝級羽根物文化遺産なのである。
とはいえ、それぞれにマイナーチェンジを繰り返し、より長く楽しめるための改良が施されている。本機でいえば、ブッコミの強化プラスチック加工だ。
前作『Pニュートキオ ヘソ/ハカマタイプ』では天(釘)部分がプラスチック構造に変更された「Templa」を搭載していたが、本作ではそれがブッコミ部分に場所を変えたのである。
通常の釘よりも玉の軌道が安定することが期待されているが、一方で釘より反発性が高くなるような懸念も。跳ね返りが大きくなり、拾いに悪影響を及ぼすのではないかといったところだ。
今回はそれほど長時間打つことができなかったので結論を出すことはできないが、軽く触った印象ではブッコミプラ狙いでもそんなに不都合はなさそうな印象である。
たしかに大きく外側に流れることもあるが、それは釘でも同じ。当りどころ・狙いどころで跳ね返り方が全然変わってくるようなケースはあったし、ひとえにブッコミといってもそのなかでも微妙なタッチの弱め・強めがあり、繊細なストロークが必要になったはずだ。これも羽根物の楽しみのひとつである。
ノーマルルートは「想定外の喜び」を味わうところ
さて、注目の役物だが、前作とほとんど同じ。もちろん個体差によるクセの違いはあるにせよ、激アツポイントにそう大きな変化はないだろう。
スペシャルルートでは落下と回転体のタイミング。ノーマルルートは予期せぬイレギュラーで想定外の喜びを味わうところだ。
打っていた台は手前傾斜っぽく、ミニタワーへアプローチしてくる玉に勢いを感じられ、うまく足の間を通過してくれない印象。ノーマルルートを通って下段ステージに移行する玉も勢いが強いと回転体にうまく絡んでくれない死に体となることが多かった。
しかし、当りパターンや軌道など、ノーマルルートのゲーム性の幅が広がったようにも思える。スピード感が違うのだろうか。勢いのある玉がスパンとVに入賞する気持ちよさだったり、早すぎて追いきれなかった玉がいつの間にか当っている予期しない大当りみたいなパターンが印象に残った。
本格的な打ち込み前とはえ、初打ちのフィーリングは悪くない。久しぶりの新規『トキオ』を堪能すべく、これからじっくり腰を据えて向き合いたい。
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