「コンプリート発動」など好調…パチンコ新機能「ラッキートリガー」搭載機に業界の大御所が言及

好調のラッキートリガー機は「二極化」が進む!?

　導入初日からコンプリート機能が発動。

　3月4日にデビューした複数あるラッキートリガー機の中で、藤商事のパチンコ新台『P緋弾のアリア～緋緋神降臨～ラッキートリガーVer.』が絶好調だ。

　本機の図柄揃い確率は399.9分の1で、通常時は同時に372分の1で緋弾チャージ(右打ち消化後は通常時へ)移行抽選も行われることから、これを含めたトータル大当り確率は192.7分の1。

　図柄揃い時は約10％で出玉約4,500個(10R×3)＋ラッキートリガー「超ライトニングバレットラッシュ」、約40％で約3,000個(10R×2)＋「ライトニングバレットラッシュ」、約5％で約1,500個＋ライトニングバレットラッシュに振り分けられ、残りの約1,500個＋時短70回「チャンスタイム」からの引き戻しを加味したトータルRUSH突入率は約62％となる。

　ライトニングバレットラッシュはST70回で、この間に105分の1の大当りを引ければ超ライトニングバレットラッシュへと昇格。その昇格率は約51％と抑えめだが、昇格後はST回数が167回まで大幅アップし、以降は約80％で約1,500個以上の出玉がループする。

　一方、同日に導入を開始したサミーの『P北斗の拳 強敵 LT』も高稼働を維持している。

　こちらの大当り確率は約99.9分の1で、初当り出玉はALL4R約400個。初当り時のRUSH突入率は50％で、ラウンド消化中はチャレンジ成功で「強敵RUSH」へと繋がる。

　強敵RUSHはST50回で、右打ち中は約45.2分の1で大当り抽選が行われる。残保留4個を含めた継続率は約70％で、ここで振り分け割合10％の10R約1,000個「HYPER BONUS」を射止められればラッキートリガー「HYPER強敵RUSH」へと昇格。以降はST回数が130回まで激増し、継続率も一気に約95％まで跳ね上がる。突入時の期待出玉は、甘デジながら約10,300個を誇る。

業界の大御所が「ラッキートリガー」搭載機に言及

　これらの健闘を受け、ベテランライター・大崎一万発氏は主宰YouTubeチャンネル「まんぱつ」内の動画にて、「実質、399分の1の新マックスタイプ」と「今までにない打感の甘デジ」の「両極が稼働状況は良い」と分析。『P緋弾のアリア～緋緋神降臨～ラッキートリガーVer.』に関しては「実は、今までの機械とあんまり変わりないというか、わかりづらくない」とし、そこが「大きかった気がする」と続けた。

「中途半端な形よりも、どっちかに割り切った方が、それぞれのポジションが確立されていくんじゃないかなと思います」。番組スタッフも現状の二極化は、しばらく続くと予想。大崎氏によると、「大物機種でラッキートリガー機が出るんじゃないか説」もあるそうで、となると、今後、一気にパチンコが盛り上がる可能性がありそうだ。

　その予兆なのか、大崎氏は「ラッキートリガー機にホールさんの目が行っちゃってるもので、パチスロの中古市場が下がっているという話もある」とも。「ホールさんは1番儲かるところにお金を入れたい」とし、「もしかしたらパチンコの復権もあるかもしれない」「目論み通り、パチンコとパチスロのバランスがおかしくなった中、日工組さん、頑張りましたってなる」と評価した。

　大崎氏が述べた大物機種はさておき、4月8日には三洋物産の『P大工の源さん超韋駄天2 極限LighT』、アムテックスの『Pバイオハザード RE:2 LTver.』といったラッキートリガー機が導入予定だ。

　これらは市場からどういった反応を受けるのか。ファンとしても注視したいところだ。

【まさかこうなるとは】ラッキートリガー機の初動がエグいな。二極化と予想、打つなら今だな