強甘デジ「約91％ループALL1000発」のLT砲で「一撃10000発」を目指す!!【『天才バカボン～福神SPEC～』実戦】

万撃チャレンジ『天才バカボン～福神SPEC～』

• 目次
• 理想的なファーストアタック！
• 最後の初当りが導いた結末は…

　甘デジタイプの機種で、初当り5回を上限にトータルの出玉10000発を目指す「甘デジ万撃チャレンジ」。今回挑戦する機種は、強甘デジ仕様の『P世紀末・天才バカボン～福神SPEC～』（Daiichi、ディ・ライト製）だ。

　成功のカギを握るのは当然ラッキートリガー（LT）である。その頼みの綱となる「極神RUSH」は、継続率が約91％、モード中の大当りはすべて10ラウンド約1000発という超強力な性能となっている。

　しかもラッキートリガー突入時は10ラウンド大当り＋次回継続濃厚時短なので、約2000発の出玉を抱えてのスタートとなる大盤振る舞いっぷり。したがって、単純計算では「極神RUSH」が8連チャンすればトータル10000発だ。

■理想的なファーストアタック！

　このようにラッキートリガー待機の戦略なので出費がかさむ懸念もあるが、ノーマルRUSH（神RUSH）突入率が72％と高いうえに、下位モードでも大当り時はオール1000発出玉なので、神RUSHの継続率が55％と低くとも、とにかく1回でも当てればある程度まとまった出玉を獲得できる。そのため、それほど出費が増えないのではないかと見ている。

　そんな甘めの予想を裏付けるかのように、28回転で最初の初当りをゲット。首尾よくRUSHにも突入し、さらに2連チャンと上出来の展開。ラッキートリガーには入らなかったが、理想的なファーストアタックであり、別角度からの光明ともなった。

　この1回目の神RUSHで2300撃を獲得できたのである。ということは、初当り5回が全部下位モードでも合計すれば10000発を超えることができるのだ。要は、ラッキートリガーなしでもチャレンジを達成できる目処がついたのである。

　これはただ打っていればいいだけの簡単なお仕事だと調子に乗ったのがいけなかった。2回目、3回目、4回目と目論見通り、いずれもRUSHに入るものの、なんとか1発当てるのが精いっぱい。当然ながらスルーも1回あった。

■最後の初当りが導いた結末は…

　4回目までのリザルトをトータルすると約5000撃。こうなるともうラッキートリガーに入れるしかない。突入は右打ち中大当りの15％なので、ざっくり6回に1回くらいの割合ならば、5回目のRUSHでその1回が来る可能性は計り知れないほど大きい。

　そうに違いない。きっとそうだ。そうに決まっている。望みを託した運命の5回目の初当りは357回転目にやってきた。大ハマリ。しかし、逆に好調の兆しかもしれない。確率の揺り戻しだ。サッカーの審判もホームチームにレッドカードを出すとバランスを取ろうとアウェーチームにレッドを出しやすくなる。

　謎理論を発動させた最後の初当りが導いた結末は、RUSH非突入。ここで入らんが出るんかい。だとすれば、これはどうあがいても無理だったことの証左だろう。かえってスッキリ失敗を受け止められるというものだ。

　今回の学びから得た教訓は「ラッキートリガーむずい」である。