パチンコ新台「時速30000個」実現!? 『カイジ』『ミリオンゴッド』など話題作が続々……【春の新台ラッシュ・メタ斬り座談会】

　驚異の3段クルーンが好評を得ている『CR天龍∞』（マルホン）や、貴重な2400個マシン『フィーバー機動戦士Zガンダム』（SANKYO）、初のユニバーサル製パチンコ『バジリスク』など話題作が続々と登場している2018年。

　今後も斬新な衝撃筐体や、パチンコ史に名を残した『初代牙狼』（サンセイR&D）超えと噂される注目作が登場予定です。果たして「春の新台ラッシュ」は期待できるのか？

　パチンコをこよなく愛するライター・パチンコ開発出身者・編集者の3名が「素性を公開しない」という条件でホンネを暴露！……【春の新台ラッシュ・メタ斬り座談会】スタート!!

「時速30000個」マシンが登場？ 驚愕の出玉性能に迫る

「ライターA」：今後のパチンコ新台は強力なラインナップとなっていますが、その中でも大きな注目を集めているのは、高尾さんの『カイジ』最新作でしょうか。

「編集B」：2008年に初登場し昨年に10周年を迎えた『カイジ』は、人気シリーズだからね。新作が出るという時点で話題になるのは当然だけど……。

今作が話題になっている最大の理由は、現行機最高峰との声も上がる出玉性能だよ。『時速30000発』との情報もあるけど……本当にそんな機種を今の時代に作れるのかな??

「開発K」：ミドルタイプの確変ループ機で、小当たりラッシュを搭載していると言われています。純増スピードが非常に早い仕様で、出玉スピードだけなら『初代牙狼に匹敵する』とも言えるようですね。

「ライターA」：ただ、当然ながら30000発獲得までの道は厳しいですよね。ギャンブル性は間違いなく高いはずです。それでも『時速30000発』との情報には夢がありすぎますよね。大旋風を巻き起こすかもしれませんよ。

「編集B」：そんな尖ったスペックが受け入れられるか疑問だけど、『ヒットするか読めない新台を買うよりは良い』と考えるホールはあるだろうしね。人気コンテンツで話題性も高いし、成功する可能性はあるかもね。

「開発K」：話題性という意味ではサンセイR&Dさんが発表した新筐体『ライジングサンセイ』ですよ。第1弾として『キャプテン翼』が登場しますが、強烈な映像やギミックに驚愕するユーザーが続出しています。

迫力のギミックアクションに加え、これまでにない奥行き感を視覚できる新たな3D描写演出を搭載している……。まさにパチンコを超越した仕様と言えますね。『この領域まできたか』と感じてしまいました。

「ライターA」：筐体ばかりが話題になっていますが、スペックも見逃せません。確変継続率は65％で、確変中の16R確変比率は50％と大量出玉の期待ができます。また通常大当り時には100回の時短が付随されるなど、支持を得られそうなスペックと言えますね。

「編集B」：でもパチンコの『キャプテン翼』に良い印象を持っていない人は多いよね？ 前作は高い出玉性能を評価する声もあったけど、演出やゲーム性を敬遠するユーザーも多かったからね。

「開発K」：確かに心配になる気持ちも分かりますよ。しかし『キャプテン翼』の続編は、約4年もの時間を掛けて開発されたとの情報があります。満を持して投入するわけですから、期待はできると思いますよ。

「ライターA」：5月の登場が楽しみですね。そんな5月にはユニバさんのパチンコ新機種『CRミリオンゴッド ディセント』も登場します。こちらも迫力満点の筐体となっていて、神々しさを再現できていると好評です。

「編集B」：気になるのは、これまでのシリーズに対し挙がっていた『ゴッドの良さを出玉で再現できていない』との意見だけど、右打ち中は約2400個獲得できる16R大当たりの割合が「70％」もあるなど高い破壊力を搭載しているようだね。

「開発K」：その点は良いのですが……。スペック面を敬遠する声は多いですね。大当たりの振り分けは、かなり厳しくなっていますから……。

電サポが100回つくことも、ほぼないですしね。現段階では悪い反応の方が目立ちます。超話題作であることは間違いありませんが、苦戦する可能性も否定はできませんね。

「編集B」：正直、昔に比べヒット作は生まれにくくなっているからな……。実績のあるコンテンツでも成功を掴むのは決して容易ではないよ。やはり『今ユーザーが求めているもの』を搭載しているかが重要だね。

「ライターA」：今後も『北斗の拳』や『牙狼』といった超ビッグコンテンツの登場が予定されていますけど、ユーザーに支持される機種が1つでも多く生まれることを期待したいですね。
（文＝編集部）