パチンコ「知ればエキスパート」に昇格!?「上級者」になるための「重要用語」特集!!
立ち止まるのが悪いことばかりとは限らない。時には休息を。時には学びを。結局、その時間をどう活用するか、その人次第なのである。どうせ家にいるなら、他人に刃を向けるのではなく、自分に見せ場を作るほうが建設的である。
成長するためには知識が必要だ。もちろん、パチンコファンだって知らないより知っていたほうが良いに決まっている。今回はそんな「知識」について掘り下げてみよう。
情報社会の現代、情報は宝であり力である。また、情報の発信源もそれこそ星の数ほど増大し、まさにインターネットはひとつの宇宙となっている。これまではファンメディアを中心とした巨大な情報発信元があったが、いまではホール側がさまざまに有益な情報をファンに提供する。
しかし、そんなホールから与えられる情報であるが、一般のファンにはわからない専門用語も含まれ、せっかくの価値を読み取れないこともある。そこで、今回はパチンコのホールやデータに関する用語を解説。内容をしっかり把握し、実戦や立ち回り、台選びに活用しよう。
「アウト」
・遊技者が打ち込んだ総玉数。ハズレ穴に吸い込まれた玉を「アウト玉」と呼ぶことから、このアウト玉の数と勘違いする向きもあるが、入賞した玉もハズれた玉もすべてカウントされる。つまり、その台がどれくらいお客に打たれていたかがわかるので、稼働台の評価を図る指針にも用いられる。
「セーフ」
・上記アウトの逆。機械が払い出した総玉数。アウトからセーフを引いた数が差玉として利益となり、プラスなら店側の利益、マイナスなら損失。また、セーフをアウトで割った数値が「出玉率」、特賞中以外のセーフから特賞中以外のアウトを割った数値が「ベース」になるなど、いろいろなデータの基礎となるのが「アウト」と「セーフ」である。
「S(スタート、1分スタート)」
・100発打ち込んだ時にデジタルが回る回数。いわゆるボーダーラインが示す数値は1000円(250発)を基準にしているので千円スタートと区別して使われる。ちなみに、パチンコ台は1分間に100発と決められている。
「TY」
・特賞中の平均差玉。こう表記すると大当り出玉の平均のように聞こえるが、大当り・確変・時短という通常時以外の状態で測定する差玉である。つまり、大当りした時に期待できる平均出玉で、大当り出玉が必ず2000発で確変・通常含めた平均連チャンが3回の機種があるとすればTYは6000発と理論上は計算できる(平均TY)。実際は、生のデータ上で特賞中セーフ引く特賞中アウトで求める。
「モードTY」
・TYの中でも確変を引いた時に特化した数値。例えば上記「TY」の平均連チャン3回は通常・確変の区別なく計算された数値なので、初当りが確変だったとすると、次回ループ式の場合はこの時点で次の大当りが約束されるので、先の数字に1回をプラスする4回となる。この4回がモードTYである。
「T1Y」
・1回の大当りで獲得できる平均出玉。つまり、大当り中の平均差玉で、ラウンド振り分け率などを加味した1回あたりの出玉を計れる数値となる。
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