パチスロも「激ヘコミのない安定」が一番。【濱マモルの のほほんコラムVol.56~人間とパチスロのスランプグラフ~】
テレビを見ると、「元ヤン」との肩書を持つタレントが出ていることがある。ちょい前にもタピオカに端を発した某元ヤン女性タレントがあーだこーだと話題にのぼっていたが、批難を恐れずにいうと、そんな元ヤンタレントを祭り上げるマスコミの風潮が、いまいち理解ができないのである。
道を踏み外した段階からの軌道修正は、相当な苦労があったと思う。人一倍学び、人一倍努力したことでメディアで脚光を浴びるまでに成功したのであろうから、それは大変素晴らしいことであり、別に元ヤンではないながらも若かりし頃からパチンコ・パチスロにハマり、高いハードルは越えずにくぐり続けた怠惰な自分自身も見習うべきなのだが、肝心なことを忘れてはいないだろうか。
彼ら、彼女らが起こした数々の問題、事件の裏には少なからず被害者がいる。無論、自業自得の場合もあるだろうし、基本的に喧嘩は両成敗だから除外するとしても、その被害者は事件を契機に人生が激変したかもしれないし、いまだにトラウマを抱えて生活している人もいるかもしれない。
仮に、我が子たちがイジメや一方的な暴力を受け、その加害者が後に有名人となってメディアで面白おかしく武勇伝として語っていたら、間違いなく抗議の電話を1日100本は入れる。きっと嫁さんも同じことをするであろうから1日200本になるわけで、マスコミにはそういった想像力も働かせてほしいと偉そうにも考えてしまうのである。
ところで前回、ハナハナでようやく快勝したことを書いた。その『プレミアムハナハナ』は本命でないながらも候補台のひとつであり、まぁ久しぶりの対面ということもあって「しばらくは打ち続けよう」と決意したところ、いきなりのドハマり。各種推測要素は悪くないながらも思うようにボーナスを引けず、気が付けば投資はかなりの額に達していた。
ここだけの話、ホールの近所にある定食屋さんで昼休憩を取った際にはチューハイを3杯飲んだ。一緒にいた友人たちも励ましの声をかけてくれたが、その励ましの声が届いたのか、はたまた酔拳が炸裂したのか、休憩後からは挙動が一変。
面白いようにボーナスを引けたことに加えて上手い具合にビッグに偏り、大量負債の回収どころか大満足のプラス収支にまで転じることができたのである。
その収支だけを見れば快勝だ。ただ、その実は苦しんだ時期もあり、粘り続けた結果、好転した経緯がある。1万円札2枚と5千円札1枚。超売れっ子パチンコ・パチスロライターならばガムを買うような金額であろうが、アタシにとっては大金であり、仮にこれが回収できていなければ…と想像すると2万5千円で子供たちに費やせることをいろいろと思い浮かべてしまって震え上がる。
ドラマチックな展開に興奮したのも、今は昔。人間もパチスロも、激ヘコミのない安定したスランプグラフが一番なのである。
(文=濱マモル)
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