パチスロ「文字通り『姉』を超越するスペック&ゲーム性で大ヒット」 ~2号機名機伝説「スーパーバニーガール」前編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.27】
第13回で取り上げたとおり、1988年にリリースされたオリンピアの2-1号機『バニーガール』は、洗練されたデザインと魅惑的な「ズレ目」、そして2種類のフルーツが生み出す荒波で、数ある2号機の中でもトップクラスの人気を博した。
そんな「姉」の仕様とゲーム性を受け継ぎつつ、スペックをさらに強化して登場した「妹」が、1990年にリリースされた2-2号機『スーパーバニーガール』である。
最大の目玉は、完全リニューアルされたハードウェア。1号機時代から使用されてきた筐体を一新したことで操作性は格段に向上した。
この通称「スーバニ筐体」はよほど完成度が高かったようで、同社のマシンで4号機中期まで使われだばかりでなく、エーアイの『サファリラリー』や『ウィリーチャンプ』といった他社のマシンにも供された。
仕様は「姉」と同様、BR両ボーナスにフルーツが付加された、2号機ではスタンダードなAタイプ。
継続ゲーム数が60Gと5Gの2種類あるフルーツを内部状態によって切り替える(選択割合が変化)するという特徴も「姉」ゆずりである。
役構成も「姉」と変わらないが、ビッグ絵柄が「7」からBARのような「SUPER」に、REG絵柄が「星」からウサギの耳を模した「BUNNY」にそれぞれ変更されているのが目新しい。
ちなみに「SUPER」絵柄は、1~1.5号機『スターダスト』シリーズで使用されていたもので、オールドファンにとっては懐かしいものだった。
スペックについては、両ボーナスとも特に低~中設定域で確率が大幅に引き上げられ、連チャン性能が飛躍的に向上した。
ただし、その帳尻会わせとして通常時のベースが極限まで抑えられており、最近の機種でいうと『沖ドキ』や『ミリオンゴッド~神々の凱旋~』くらい、コイン持ちは激悪。低調期の吸い込みスピードはハンパじゃなかった。
「姉」もなかなかのじゃじゃ馬っぷりだったが、「妹」はさらに気性の荒い超じゃじゃ馬だったのである。
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