パチスロ6号機「あわや万枚」の大事故!? 「注目機種」の爆発力に“驚愕”…

　ホールに依って看板機種は異なるが、最近のパチスロ事情では5号機よりも6号機をプッシュする店舗が増えてきている。

　いわゆる「強い日」と認識される日には、出玉率の高い『押忍!番長3』や爆発力のある『沖ドキ!』など、出玉アピールがしやすい台よりも『吉宗3』や『Re:ゼロから始める異世界生活』など設定推測しやすい6号機にユーザーが集まりやすい印象だ。

　来年の今頃には「6号機のみ」という状態となるため、力を入れざるを得ないのかもしれない。しかし、設定が判別しやすければ、空き台となる時間も増えるため、ホールにとっては悩ましい状況である。

　ホール経営者の理想は「設定推測に一定の時間が必要で、出玉の波が粗い6号機」ではないだろうか。そんな機種ならば「誤爆」も望めるし、長い稼働時間が見込める。

　そういう視点で選定すると『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』が最適といえるだろう。何よりユーザーが求める「自力感の塊」のようなマシンだ。

　本機は6号機とは思えない、驚くべき出玉性能を秘めている。ユーザーの夢「万枚」も充分に射程内なのだ。

　そんな爆発力を秘めたマシンにおける「設定6濃厚台」の実戦に成功したので、同設定の挙動を交えつつレポートをお届けしたい。

　本機は6号機にありがちな「高設定=ATの出玉が少ない」という特徴はなく、出玉性能には設定差がないといっても良いだろう。そのため、最高設定であっても「完走」を目指すことができるのだ。

　最大の設定差は「特別クエスト」といえるだろう。実戦ではアイルーボーナスに6回当選、特別クエストには5回突入。その内4回がメインATへと繋がった。

　次に注目したい設定差は探索パートにおける「ハズレからの狩猟当選率」。ハズレは約1/7で抽選されており、その内約7.8%〜12.5%でモンスターとの遭遇「狩猟パート」に当選する。

　ハズレの頻度が多く、サンプルが取りやすいため是非チェックしておきたい要素だ。実戦においてはハズレの約1/7.6で狩猟パートに当選。頻繁にモンスターと遭遇するため、非常に討伐成功しやすい印象であった。

　先述した「特別クエスト」「ハズレからの狩猟当選率」を意識しつつ、環境生物などの設定示唆に注目していく形がスタンダードな設定推測となるだろう。

　実戦では17時頃には7000枚オーバーの出玉となったが、以降はATが伸びずにグラフが横這いとなってしまった。勢いが止まらなければ「万枚」に到達していたかもしれない。

　設定の恩恵を多く受けた結果であるが、低設定であってもヒキ次第では近い結果となることもあるだろう。非常に恐ろしい機種という他ない。

　実戦の際は是非、当記事を参考にしていただければ幸いだ。

（文=大松）

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