パチスロ高まる「6.2号機」への注目!! 「有利区間の変更」を予想する声…
インターネット上に存在する情報へ、パチスロユーザーの注目が集まっている。それは「有利区間が3000Gに変更される」という内容だ。
どの情報源を遡っても確信に至ることはできないという感じだが、真実であるならば「パチスロ6.2号機」が誕生する日も近いのではないだろうか。
これに対するユーザーの意見は厳しいものが目立つ。「天井が深くなるだけ」「純増1枚で2000GのATになるのでは?」など様々だ。
「天井が深くなる」という意見についてはメリット・デメリットが存在するため一概に損得は判断できない。なぜならパチスロの出玉設計は「バランス」で成り立っているからだ。
パチスロには「出玉率」という概念があり、多くは約96%〜114%の間で設計されている。例えば、大当りまで平均500枚使うマシンの出玉性能が平均500枚であれば「出玉率100%」だ。
つまり、天井が深くなれば大当り確率が下がることに繋がるので、相対的に出玉性能が上がることになる。
「低純増2000GのAT」に関しては否定できない。低純増の方がゲーム数を多く消化せざるを得ないため、型式試験に適合しやすいと考えられる。
しかしながら、各メーカーが極端な低純増へ舵を切るかといえば「悩みどころ」であろう。ユーザーから不満の声が聞こえることは容易に想像できるからだ。
さて、ここからは「有利区間3000G」となることで生じるメリットにも目を向けていこう。
例えば「ゲーム数でのAT強制終了」の可能性が少なくなることが考えられる。
1部機種では低純増のATを採用しており、天井など深いゲーム数でATに当選すると2400枚獲得前に有利区間のリミットに到達してしまう。
しかし、3000Gも有利区間があれば、ゲーム数でのリミット到達は容易に回避できる。これは大きなメリットだ。
ゲーム性の幅が広がることもメリットとして考えられるだろう。有利区間ゲーム数に余裕があるため、有利区間引き継ぎによる「スルー天井」のような機能も搭載が容易になる。
また、そのようなゲーム性となれば挙動の把握に時間を要するため、6号機に多く見られた「挙動で設定が分かりやすい」といったことが発生しにくくなり、「設定推測」の面白さなども増えていくかもしれない。
「有利区間3000G」の真偽は不明だが、いずれにせよパチスロがより良い方向へ進んでいくことを願ってやまない。
(文=大松)
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