パチスロ低設定で「終日4000枚」…ヒキで勝負の神台!?

　車で20分ほど走ったところに人気ホールがある。同ホールは特定日ともなれば300人以上は並び、パチスロコーナーでは相応の設定が期待できるのだ。

　8月18日、この日は従来の特定日とは様子が違う。早朝から1000人近い列が形成されていた。これだけ並ぶのだから入店さえできれば勝ちのようなもの。

　もちろん感染症対策に抜かりはない。6階駐車場と屋上を広々と使い、指定されたソーシャルディスタンスを厳守し会話を禁止するアナウンスをスタッフが数分おきに伝えていた。

　同ホールのパチスロは設置が約400台。早い番号を引ければメイン機種を確保できるが、運が悪ければ台に座ることさえ叶わない。

　問題の入場抽選は387番。ギリギリにも程がある。しかし何とかパチスロには座れそうだったので少し安堵した。入店すると目の前は満席で空き台が見当たらない。もちろんメイン機種には手が届かないため、奥のバラエティコーナーへ直行する。

　バラエティコーナーはチラホラと空き台がある状況であったが、お気に入りの『麻雀格闘倶楽部真』が空き台となっていたので急いで確保。本機での勝負となった。

　同機種のキモはイベントモード移行率とレア役でのAT当選率。特にテンパイ後の弱チェリーには高低で2倍近い設定差が設けられている。

　しばらく様子を見ていると、3回目の初当りで疑似ボーナス終了画面にオレンジマンが出現。これは「設定2以上濃厚」となる演出である。幸先が良い。

　出玉面も調子が良く、すぐに「四神闘技場」を4戦突破。本機は突破型スペックではあるが、突破の度に疑似ボーナスとなるため出玉増加があることは嬉しい。

　このATを完走させると、終了画面でも「設定2以上濃厚」の画面が出現。高設定の雰囲気が漂う良い展開だ。

　しばらく打ち込んでいると、今度は最強トリガー「麒麟降臨」が出現。初当りで和了の内容が満貫より下であれば出現するもので、運良く引き寄せることに成功。このATでも完走となった。

　先述の要素を軸に設定推測を進めている内に「これは設定2だな」と確信に至ったのは夜19時頃。低設定をほぼ1日打ち切った形となるが持ちコイン「4000枚オーバー」の大勝ちとなった。

　本機はヒキで勝負できることが魅力だが、低設定でもこれだけの出玉感があれば文句は全くない。設定面では残念であったが、大満足の実戦となった。

（文=大松）

<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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