パチスロ「爆裂マシンの代表格」驚異の破壊力でホールを席巻…汚名返上で大躍進!【5号機を支えたトップメーカーの軌跡~大都技研編~②】
5号機初期の暗黒時代を支え、後のAT・ART全盛期時代でも華々しい活躍を見せたヒットメーカー。その「軌跡」をご紹介するこのコーナーでは、当時話題だった名機たちをスペックや特徴を交えながら振り返る。
今回は、トップメーカー大都技研編第二弾だ。
RTゲーム数の降格などで一部プレイヤーの反感を買ってしまった『新・吉宗』。その汚名を返上すべく大都技研は翌2009年、同社初のART機『忍魂』をリリースする。
本機がリリースされるまで『シェイクⅡ』や『新・吉宗』などのリメイク機が主軸の同社だったが、『忍魂』は同社5号機初の完全オリジナル作品。スペックはボーナス+ARTタイプで、ART「月光ノ刻」が出玉増加の軸となる。
セット数&ゲーム数上乗せ型の「月光ノ刻」は1セット50G、純増約1.5枚の色押しARTタイプで、消化中は特定小役でゲーム数上乗せ抽選を行う仕様。当選時の最大G数は驚異の300Gとなっており、フリーズが伴う約1/2978のレア9枚役は最低でも100G(40%)の上乗せが確定、残りの40%は150G、20%は300Gという振り分けとなっている。
ちなみに、このレア9枚役は外見上、ベルフラグと区別がつかず、無意識で消化していると「レバーオンしているのにリールが回らないぞ!」と一瞬脳内が混乱し、後からフリーズであることに気づくという、本機を語る上で欠かせない至高の演出。これは後述する『秘宝伝〜封じられた女神〜』にも継承されるなど、大都ファンならお馴染みのサプライズ演出だ。
さまざまな契機で3桁以上の大量上乗せが見込めるほか、初当り時は複数ストックする可能性があり、さらにART終了後は引き戻し抽選もあるなど、ゲーム数を上乗せできなくてもロング継続に期待できた『忍魂』。そんな本機の強烈な出玉性能は一躍話題となり、当時を代表するヒット機種となった。
その後は、哀川翔主演の映画作品とタイアップした『デコトラの鷲』、『押忍!番長』シリーズ初のスピンオフ作品『押忍!操』、『吉宗』シリーズに登場する爺が主役の『ギラギラ爺サマー』をリリース。いずれも『忍魂』ほどのヒットとはならなかったが、一部ファンの好評を得ることに成功したのだった。
そして2011年には、5号機屈指の爆裂ARTがデビューを飾る。
それが、先述した『秘宝伝〜封じられた女神〜』だ。
初代4号機のゲーム性を踏襲した本機は、2種類のボーナス(BIG、REG)とART「秘宝RUSH」で出玉を伸ばしていくタイプ。
その「秘宝RUSH」は、本シリーズでお馴染みのCZ「高確率モード」を経由して突入し、ART終了後&CZ後も同モードがループする「伝説モード」なる機能も健在だ。
「秘宝RUSH」は純増約1.4枚のゲーム数上乗せタイプで、消化中のレア役はもちろん、ボーナス中の特定フラグでも上乗せ抽選を行い、さらにスイカの一部で突入する「超秘宝RUSH」は継続抽選に漏れるまで超高確率で上乗せ抽選を行うなど、さまざまな契機で大量上乗せに期待できた。
こうした性能のゆえ、当時屈指の荒さを誇っていた『秘宝伝〜封じられた女神〜』。高設定でも爆死することが多々あり、逆に低設定だとしても誤爆が頻発していた印象で、一撃で“万枚”なんてことも珍しくなかった。その事故率の高さは、後の爆裂ATマシンに匹敵すると言っても過言ではない。
『忍魂』に続き、『秘宝伝』でも多くのファンを魅了。そんな大都技研は、アノ名機の登場によってさらに勢いを増すこととなる。
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