注目のパチスロ新台『沖ドキ！GOLD』導入初日から物議 「4000ゲーム天国なし」「12スルー」とのボロ負け報告もあるが…

さまざまな憶測が飛び交うパチスロ最新作『沖ドキGOLD』

　ネット上では導入初日から「4000ゲーム天国移行なし」「12スルーして天国移行なし」といったボロ負け報告がある一方、朝イチは「金ドキモードに移行しやすいのでは」と推測する声も…その真相とは。

6号機3機種目となる『沖ドキGOLD』は「初代と変わらないゲーム性」

　通常時は毎ゲームボーナスの抽選が行われ、お馴染みのハイビスカスランプが光ればボーナス濃厚・ボーナスは約210枚獲得可能なBIG BONUSと約90枚のREG BONUSの2種類となっている。

　そしてなんといっても『沖ドキ』といえば、32ゲーム以内の当選に期待ができる天国モードの存在だ。本機は天国に移行しやすい通常Bからのモード転落はなし。また『沖ドキ！DUO』のようなテーブル管理ではなくボーナス毎のモード移行抽選だと思われる。

　要は、『沖ドキ！2』のモード転落と『沖ドキ！DUO』のテーブル管理をなくしたゲーム性ということ。その姿は、まさに『初代沖ドキ』だ。

モードの把握こそ勝率アップの鍵

　通常モードは、天井ゲーム数が999Gで天国移行率が低い「通常A」、天井ゲーム数は同じく999Gだが50%以上で天国移行に期待ができる「通常B」、天井ゲーム数が200Gまで短縮される「引き戻し」と、移行先が通常B以上となる「チャンス」の4種類。それに加えてドキドキから移行するモードで、天井ゲーム数が32Gの「保証」もある。　　

　大きなポイントとして設定変更後は約40%でチャンスモードに移行する点と、通常B→通常Aへの転落がないことだろう。

　連チャンの鍵を握るモードは「天国」「ドキドキ」「超ドキドキ」。それぞれ期待枚数は1300枚、2000枚、2600枚と、前作の『沖ドキ！DUO』はもちろん、『初代沖ドキ』を凌駕する出玉性能となっている。さらに、中段チェリーの1/2などで発生するロングフリーズも健在で、その恩恵はBIG +1G連+超ドキドキモードと一気大量出玉も可能だ。

　そして本機最大の魅力は、32ゲーム以内のボーナス当選に加えて次回天国以上が確定する「金ドキモード」。このモードは有利区間リセット時に移行する可能性があり、有利区間完走後でも天国モードがシームレスに続く“ゴールデンループ”によって更なる出玉に期待ができるのだ。

狙い目はやはり朝イチ？

　そんな本機を打ったユーザーからは「初代沖ドキが帰ってきた」「この荒さを求めていた」などと評価する意見がある一方で、「ここまで荒いと稼働が落ちそう」「マイルドなDUOでいい」と、荒々しい出玉性能を不安視する声もあった。

　さらに、一部では「有利区間天井やスルー天井がない」「有利区間天井に到達しても天国移行が確定ではない」とまさかの青天井疑惑も。そんな良くも悪くも話題を集める本機だが、なかには「リセット台のカニ歩きが有効なのでは？」という有益な情報もあった。

　その真相を確かめるべく、さまざまな店舗のデータを見ると、朝イチ32ゲーム以内の当選から爆連しているデータを複数見かけた。もちろんチャンスモード→天国やフリーズ契機での爆連もあるだろうが、リセット時の一部で金ドキモードへ移行し、そこから大連チャンしたという可能性もありそうだ。詳しい解析が出るまでは、朝イチの挙動をチェックしていおいた方がいいかもしれない。

初代のトラウマが蘇るユーザーも？

　テーブル管理で次のモードがある程度予測できるなど、やめ時がハッキリしている『沖ドキ！DUO』と比べると、『沖ドキGOLD』はやめ時が難しい。通常Bにずっと滞在しているなんてこともあるだろうし、しかもボーナス確率が設定6でも1/237と『初代沖ドキ』の設定1の数値とほとんど変わらない。ハマってボーナス→天国に移行せず→またハマってボーナス…という流れを永遠と繰り返す未来も容易に想像できる。「通常Bの滞在は分かっているのに天国に移行せず投資が止まらない」という、初代のトラウマが蘇るユーザーも少なくないだろう。

　ただ、そのような辛い展開は、『初代沖ドキ』では日常茶飯事。コアな沖スロファンにとっては、この“一か八か”の荒々しさこそが真の『沖ドキ！』なのである。このような仕様が一般ウケするかはともかく、今後も朝イチの挙動を含めて本機の稼働状況に注目していきたい。