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昔のパチスロはおふくろの味!?️【ゴトロニの人生4コマスベリ】

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■ニューパルサーの記録はもう抜けないはず

 皆さん、うおおおおおおおおお(挨拶)!! ゴトロニです。

 2022年が終わろうという時に、誰しもが無警戒の中に日銀が金利をいじってしまい、国債市場が大混乱でサーキットブレイカー発動!
 為替もドル円が1時間に4円も動く事態となりました。

 これをパチンコに喩えると、
 国債市場が致命的な攻略法が発覚してシマ閉鎖。
 ドル円はスマスロの『パチスロ革命機ヴァルヴレイヴ』で1時間出っ放し(ただし、1枚100円貸し)。

 そんな感じです、ハイ。
 ちょっとしたハードクラッシュが起きたわけですが、私のデッキにある株価カードは何故か金融系が多くてですね…

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 良い感じで評価額がアップしました。
 まぁ、銀行業が置かれていた状況というのが非常に厳しくて、その元凶であるマイナス金利が呪縛開放されるなら業績上方修正も見込めるので、株価が上がったという次第。

 パチスロで勝ったお金をこちらへブッ込んで放置というのも面白いのではないでしょうか。

■ニューパルネタが尽きるまでチクチクやっていく②

 さて、今回は前回の続きということで、私は山佐にお邪魔した時に聞いた、初代ニューパルサーの気になるところ、凄いところを確認した話をするんでしたね。

 で、ざっと訊いた項目は
①キャラクターのビッグ絵柄採用
②FM音源採用
③大量リーチ目搭載
④22万台設置
⑤謎の連チャン力
 こんな感じだったかな?

 とにかく「何でこういう台にしたんですか?」という開発秘話みたいなものを尋ねたわけです。
 いや、スロット打ちなら気になるじゃないですか、そういうの。

 で、世間話をするかのように軽いジャブから。
①はカエル絵柄って可愛いですよね、という風に切り出して、魔女をバックにニューパルの筐体がドーンとある当時のポスターが印象的だったので、モチーフとなった西洋の物語があったのですか? と質問したところ…

「恐らく無いと思います」

 という返事が。
恐らくというのは、訊いたタイミングが初代『鉄拳』を発表する頃であり、初代ニューパルを作った方、要は生みの親になるわけですが、既に退職されていたという次第です。もっと早ければ貴重なお話を聞けたのになぁ、残念無念。

 しかも、あの当時は開発にあたっての詳細な資料や議事録なども残っていないのが当たり前ですので、当然のオチと言えば当然かもしれません。

 ただ、「魔法でカエルにさせられた王子様」とその犯人「魔女(リプレイ絵柄)」はワンセットで不思議じゃないとは言っておりました。

 山佐の4号機初でしたしね。
 言うまでもなく、リプレイって何だよ!? 的な腫れ物扱いでしたからね、メーカーからしても。

 つまり、リプレイってのは偉くはないけど、どうしても注意が向けられる役割だったんですよ。

 ②のFM音源採用に関しては、3号機のスーパープラネットが爆発的に売れたので、その利益を還元する一環ということだそうです。

 企業の姿勢としては当然といった感じでした。
 ビッグのファンファーレに感動した当時のプレイヤーも多かったのですが、この件を後から他のメーカーに伺うと、技術力の差や意識的な部分でプレイヤー以上に衝撃を受けていたようです。

 サウンド一つでセンセーショナルを得た、そんな大改革だったのでしょう。
 パチスロというものは音の占める割合ってメチャクチャデカいですからね。

 ③の制御に関する部分は先程も書きましたが、詳細は不明です。

 ニューパルはボーナスが成立している時は左リールのどこかにボーナス絵柄が出現しているという大原則がある(成立後の小役取りこぼし時を除く)のですが、ボーナス非当選時は左リールにボーナス絵柄を引き込まないケースが結構あります。

 つまり、前のゲームにボーナスが当っていなければ1殺確定!
今からすれば割と酷い制御だったんですけど…なんか楽しいんだよなぁ。

 で、前回も別に大量リーチ目マシンじゃねーよ的なニュアンスのことを書きましたが、左にボーナス絵柄が止まればチャンス継続というところを目指して作ったんじゃないかなと私は推測しています。

 ただ、思っていた以上に難解なリーチ目の法則に喰らいついて行けるプレイヤーが多かったというのが誤算だっただけで。スープラではリーチ目の法則が難解過ぎて、その反省もあったのではないかとも聞きましたぞ。

 ④は数字だけがクローズアップされがちですが、市場規模が50万台とか60万台のレベルだったようで、その中で22万台の販売実績は恐ろしいものがあります。
 比率だけならもう抜けない大記録でしょうね。

 ちなみに、当時の生産体制は貧弱だったため、年を跨いで設置を増やしていきました。

 この間に自身が売れつつ、パチスロの設置規模も増えていったというのが正しいと思うので、ニューパルデビュー時が50~60万くらいで、ラストの設置時期には90~100万台くらいになっていたのではないでしょうか。つまり、最終的に22万/100万とかそんな感じ。

 そう言えば、その生産体制のことになるんですけど、今のようにオートメーション化されている部分が少ないから、基本手作りと言っても過言ではなかった模様。

 年中休みなく頑張ってくれたパートのおばちゃんたちが優勝とも言っていました。
 ありがとう、おばちゃん!
 パチスロ界の未来はニューパルを組み立てていたおばちゃんの手によって作られたよ!

 んでもって、一番聞きたかったのが⑤。
 ニューパル連チャンとも呼ばれた謎の連チャン力ですが、それは…「結構連チャンしますよね(ニヤリ)」で終了。

 ちなみに、この手の話はどこのメーカーに聞いても(ニヤリ)で終わります。
抽選に関する部分はいつか詳しくやろうと思いますが、それはさておき、抽選自体は極々オーソドックスな手法であり、プレイヤーの多さと稼働の高さから印象的な出方が記憶に残っちゃうだけでしょうという大人の落としどころでFin。

 某誌は例の2段階抽選的なスクープをやらかしちゃったのもあったので、深くは…(以下省略)。
 まぁ、あれは一言に解析ミスです、ハイ。
 今なら超高確率で大問題案件だよなぁ。

 といった感じで、次回までニューパルネタは続くので、よろしくお願いします。

ゴトロニ

ゴトロニ

神奈川県横浜市出身。大学時代にこじらせた回胴愛を武器に、ショッカーという名のデータ採り要員として攻略誌業界入り。その後、パチスロメーカー勤務を挟み、再度リングインするという特異な経歴を持つが、これといった目覚ましい活躍は見せないまま現在に至る。パチンコ・パチスロ以外では猫と競馬・競輪・オート、株、為替FXにもドップリで毎日眠れない日々を送っている。

Twitter:@GotoroniXX

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