【スマスロ新台】5号機時代を彩った「最強上乗せ」マシン…その最新作が始動!?

5号機時代を彩った「最強上乗せ」マシン…その後継機が始動？

　2012年10月、1台のマシンがパチスロ界に出撃した。その名も『戦国パチスロ 花の慶次～天に愛されし漢～』。ニューギンの大人気パチンコをパチスロへと移植させた、記念すべき第1弾だ。

　出玉増加の主軸を担うのは「修羅の刻」と銘打たれた1G純増約1.7枚、1セット40G継続のART機能。主なART突入契機はチャンス役成立時の抽選クリアで、ビッグ中の赤7絵柄揃いやREG中の特定回数押し順正解でもARTへと結び付く。

　ART中はチャンス役を機にゲーム数上乗せ抽選が行わるほか、赤7絵柄揃いは0G連が80％でループする「桜花乱舞」が発動。ART中の特定条件クリアで移行する「真修羅の刻」中は四家紋獲得orボーナス成立で「天武の極」がスタートし、以降は3ケタ上乗せが75％でループする。ちなみに、桜花乱舞の平均上乗せは150G、天武の極の平均上乗せは350Gを誇る。

　その驚異的な出玉性能は多くのファンを魅了し、翌年には『戦国パチスロ 花の慶次～これより我ら修羅に入る～』が登場。こちらは1G純増約2.8枚のAT機能「黎明の刻」を出玉トリガーとし、規定ゲーム数の消化、保留玉抽選からの当選、傾奇ブレイク成功などを経てATへ突入すると、出玉期待度が異なる「戦鬼」or「修羅」のいずれかに振り分けられる。

　2015年には『戦国パチスロ花の慶次～戦極めし傾奇者の宴～』、2017年には『戦国パチスロ花の慶次～天を穿つ戦槍～』、2019年には『戦国パチスロ花の慶次～天を穿つ戦槍～剛弓ver.』がデビュー。6号機としては2021年に『パチスロ花の慶次～武威』を製造している。

『花の慶次』最新作がスマスロで登場か

　各種業界サイトによると、ニューギンはこのほど、そんな花の慶次シリーズ最新作の検定をEXCITE名義で通過させた模様。タイトルは『Lパチスロ花の慶次～佐渡攻めの章～ER』だそうで、「L」が付くということはスマスロである可能性が極めて高い。

「基本的にパチスロの『花の慶次』シリーズは、初代から受け継がれた強力な上乗せ性能が魅力。6号機『パチスロ花の慶次～武威～』は高純増セット継続タイプのATで、それはそれで破壊力はありましたが、スマスロの特性を活かせば、ファンが待ち望んだ初代のゲーム性も再現できるのではないでしょうか」(業界関係者)

　9月4日に導入を開始した同社のスマスロ『PACHISLOT 009 RE：CYBORG』は、既に直営店での先行導入で万枚を数度、叩き出している。これと同等、いや、それ以上の出玉性能を装備しているのか。まずは正式な発表を待ちたいところだ。