まさにパチスロ界の“救世主”！再ブームを後押した大物スマスロ、評判を覆した意外な“スルメ台”など今年の話題作が決定！【Pアワード2023―パチスロ部門―】

【Pアワード2023～パチスロ部門～】

　今年もこの時期がやって参りました！当サイトの年末特別企画「パチスロPアワード」。

　次世代型遊技「スマートパチスロ（スマスロ）」が昨年11月から導入をスタートしましたが、これを機にパチスロ界はふたたび盛り上がりを見せ始め、いまでは朝イチからほぼフル稼働という状況も珍しくありません。

　そんなパチスロブームを後押しした「2023年MVP」は、はたしてどのマシンか？ では、さっそく発表していきます！

《《MVP》》

　まさにパチスロ界の“救世主”！

『スマスロ北斗の拳』（サミー）

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983,©COAMIX 2007 版権許諾証YRA-114　©Sammy
■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆☆
「総合」97.9点

［編集部のコメント］
　文句なしの「MVP」は、サミーが誇る看板シリーズ機『スマスロ北斗の拳』。

　本機は、4号機時代のモンスターマシン『初代北斗の拳』のゲーム性を進化・継承しつつ、宿命バトル勝利で「Vストック獲得」となるセット数上乗せや、BBが94％でループする「無想転生バトル」といった現代のトレンドも織り交ぜるなど、スペック・ゲーム性・演出すべてが「至極の完成度を誇る」として今年を代表するヒット作となりました。今後もホールの主軸として活躍してくれること間違いなしでしょう！

《《優秀賞》》

　シリーズ最高峰の破壊力！

『スマスロモンキーターンV』（山佐ネクスト）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆☆
「総合」91.5点

［編集部のコメント］
　5号機ART全盛時代にスマッシュヒットを飛ばした『初代モンキーターン』。その初代のゲーム性に破壊力抜群の新たなATを追加するなど、シリーズ史上「最も万枚に近い」マシンとして、12月8日の導入以来、全国各地で高い稼働を維持しています。

　基本スペックは、1G純増約2.5枚、1セット40G＋α継続のAT「SG RUSH」が出玉増加のカギを握り、セット継続はお馴染みのシナリオ管理型を採用。首尾よく8セット継続＝グランドスラムを達成した場合は「青島VS波多野」へと発展し、青島勝利で上位AT「青島SG」へと昇格します。

　その青島SGは1セット31or51or101G継続で、1G純増は約4.0枚までアップ。以降はVストックを含めて約83％で連チャンするだけでなく、消化中には「温泉モード」「水神際」「女子王座決定戦」といった各種特化ゾーンも用意されているので、継続率以上の出玉に期待が持てる設計となっています。

　これまでのシリーズ機の良い部分をしっかり継承しつつ、スマスロらしい抜群の出玉感も味わえる『スマスロモンキーターン』。登場前から業界関係者たちの評判も高かった本機ですが、その期待とプレッシャーに押しつぶされることなく、見事にファンの心を掴むことに成功したといえるでしょう。

　また、設定6の出玉率は6号機最高峰の「114.9％」を誇りますから、イベント日の看板機種としての活躍にも期待できるかもしれません！

《《パチMax特別賞》》

　一部ファンから絶大な支持を獲得！6号機屈指のスルメ台！

『パチスロ 炎炎ノ消防隊』（SANKYO）

©大久保篤／講談社
©大久保篤・講談社／特殊消防隊動画広報課

■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆
■　演出　■☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆
「総合」82.9点

［編集部のコメント］
　今年は候補機種が多かったため、どのマシンにすべきか非常に悩みましたが、導入当初の評判を覆したという意味で、SANKYOの6.5号機『パチスロ炎炎ノ消防隊』をチョイスさせていただきました！

　デビューしたばかりの時は、高設定域における「出玉率の低さ」や「煽り多めな液晶演出」などが賛否を呼び、早々の撤去が予想されていましたが、月日が経つにつれて機種の詳細が理解され始めると「意外と面白い」との声が続出。

　また、設定6の出玉率が「108.6%」とお世辞にも高いとは言えないスペック面に関しても、逆に「これなら高設定を投入しやすい」というユーザーの予想&ホールの考えが合致し、イベント日に高設定が投入されることも少なくなかったようです。

　打てば打つほど面白さが分かる“スルメ的”要素に加えて、ホールの設定状況も比較的良好…ということで、来年以降の活躍も期待できるかも？しれませんね！