【『ウルトラミラクルジャグラー』検定通過記念】超変則スペックはまさに奇跡!?！ 5号機ジャグラーを実戦！

　北電子の最新機種『Sジャグラーガールズ』の導入まで秒読み段階となりましたが、早くも次のジャグラーが準備完了？ しかも『Sウルトラミラクルジャグラー』ですって？

　その名の通り、2011年の5号機初代『ミラクルジャグラー』、2017年の『スーパーミラクルジャグラー』の後継機と思われますが、先に検定通過していた『ミスタージャグラー』はもしかして『お蔵入り』ですか？

　たしかに、5号機時代にも『ギガントジャグラー』なるマシンがお蔵入りしたような記憶もありますが、何となく『ミスター』というネーミング的にそんな可能性も否めないところ。

設定5と6のボーナス合算確率が同じ

　ですが、まずは色々な妄想を膨らませつつミラクルシリーズについて振り返ってみました。ミラクルは過去2機種ともBIG偏向型といえますが、何とも特殊なスペックだったような気がします。

　それを象徴するのが設定5と6のボーナス確率でしょうか。合算確率はともに1/140ですが、設定5はBIGが1/256でREGが1/309.1。設定6はBIG1/230.8でREGが1/356.2となり、設定5のREG確率だけが頭ひとつ、いやふたつくらい飛び抜けて高かったのです。

　アイムシリーズも全機種ではないものの、初代の頃から伝統的に設定5のREG確率がBIG確率よりも高いという傾向が見られましたが、ほんの僅かな差でしたからね。

　したがって設定5と6のボーナス確率差がほとんどないアイムとは違い、合算も良くREGがズバ抜けているミラクルを見かけた際は、設定5なのかなーと思うことが多々ありましたね。

　続いて演出面ですが、キラキラと鮮やかなプレミア演出は発生頻度が非常に低く、おいそれとお目にかかれるものではありませんでしたが、リールの逆回転告知と、リール始動時、全ストップボタン停止時と全てのタイミングで告知音が鳴るプレミアはインパクト絶大でした。

　お次はスーパーミラクルですが、設定5と6の特徴は前作と変わらず。合算はほぼ差がなく、5のREG確率が少し抜けているという感じでしたが、プレミア演出はまさにスーパーといえる程にパワーアップしていました。

　当時の売り文句も『シリーズ最多のプレミアム演出』ということでしたからね。おまけに体感的なプレミアの発生頻度も間違いなくアップしていたようですし、程よいバランスだったと思います。

古いユーザーとしては『ハイパージャグラーV』を思い出すばかり

　まぁ古いユーザーとしては、2002年にジャグラーらしからぬ多彩な演出を搭載してヒットした『ハイパージャグラーV』を思い出すばかり。強烈すぎるAT機、ストック機が席巻していた4号機時代だけに“ジャグラー天下”といえる程のシェア率でもなかったのですが、ジャグラーに興味のなかった私が珍しく好んで遊技していたのがハイパーVでした。

　後継機種はリリースされておりませんが、実質的にミラクルシリーズが後継機種といえるのかもしれません。ハイパーを遊技したことのあるオールドファンであれば分かると思いますが、演出面は本当によく似ていますからね。

　というわけで、またまた待ち遠しいミラクルシリーズの後継機種ですが、たまたま知人宅で初代ミラクルをチョロっとプレイすると激レアの中段チェリーが降臨！ ちなみに演出は何もありませんでした。

　ところで、冒頭で触れた『ミスタージャグラー』はどうなるんでしょうかね？ ウルトラミラクルジャグラーは順当にリリースされそうな雰囲気しかありませんけど、お蔵入りというのは寂しいのできっちりリリースされることを願いましょう。それではまた。