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「もしかして、裏モノ?」…激甘&破壊力も抜群だったパチスロの思い出【濱マモルののほほんコラムVol.245~五条大橋~】

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濱マモルののほほんコラムVol.245~五条大橋~

 かつては東の聖地と呼ばれた神奈川県在住だからだろうか。とにもかくにも、裏モノが好きだった。

 というか当時は、パチスロとは連チャンするもの…といった認識。都内で初めてパチスロを打った際には、「なんだこれ!? 連チャンしねーじゃねーか」と怒り狂った記憶があるほどだ。その台は、ユニバーサル販売の『オリエンタルⅡ』だった。うちの近所のそれは連チャンしたのに…。

 前回のコラムでは、そんな裏モノの中でも激甘だったマシンについて触れた。今回も、その流れで同じく激甘、その上、破壊力も抜群だったマシンを回想したいと思う。

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※前回コラム「 シマを「お祭り状態」にした〝激アツ”パチスロの思い出【濱マモルののほほんコラムVol.244~激甘ナマズ~】」
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「ん!? 初めて見る台だな」。しばらく離れていたホールを覗くと、アルゼの4号機『牛若と弁慶』が導入されていた。

 ゲーム性はノーマルとスーパー、2種類のボーナスを搭載したストック機で、ノーマルビッグ中は7枚役、スーパービッグ中は15枚役のナビが発生。ビッグ終了後は100G間「牛若チャンス」へ移行し、この間にビッグを引くとスーパービッグが発動する。また、チェリー成立時は牛若チャンスへの移行抽選が行われる。

 申し訳ないが、完全にノーマークだった。よくあるゲーム性だし、さほど爆発力もなさそうなイメージ。どうせすぐに撤去されるんだろうなぁ…などと考えていたが、気にならないと言えばウソになる。このホールは今まで、数々の裏モノを導入していたからだ。

「もしかして、裏モノ?」。我ながら、鋭い嗅覚だった。これは完全に裏返っている。なぜなら、どこでビッグを引いてもスーパービッグしか出ないからである。

 だから言って、本来は確率が低いREG偏向というわけでもない。50G以内での連チャンを繰り返すし、ビッグ終了後100G以降、牛若チャンス以外でのビッグでもスーパー。どう考えても甘すぎるわけで、とある日なんかは、夕方から打ち始めて万枚を出したこともあった。

 結局、1ヵ月ほどで撤去されてしまったものの、その間は友人と打ちまくりで勝ちまくり。勝ち金のほとんどは横浜の歓楽街・福富町や弁天通にばらまいてしまったが、牛若チャンスの滞在を示唆するステージのお陰で、牛若丸と弁慶が出会ったとされる橋は「五条大橋」というのを学べたのだから、当時の彼女からの連絡を無視してレバーを叩き続けていたのも、決して無駄ではなかったと信じたい。

濱マモル

濱マモル

神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。

Twitter:@hamamamoru777

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