パチスロ「激アツ!? 旧イベント」へ挑む! まさかの神アツ『ゴッド』祭が開催!?
「旧イベントってアツいんですよね? 行きませんか??」
最近パチスロに本格的にハマった後輩の誘いを受け、ある店舗の「旧イベント」日へ参戦することになった。
ユーザーの間では「強い日」と認識される旧イベント日。かつての「○日がアツイ!」と宣伝されていた日が該当する。店舗や地域によっては、朝から400人を超えるユーザーが並ぶことも珍しくはない。
ただ、私「ロベルト竜馬」は「ヒキが強ければ勝てる」という信念のもと「設定無視」の勝負を挑み続ける男。メイン機種である『ミリオンゴッド』シリーズに関しては、1/8192の【GOD揃い】が全てである。
だからこそ旧イベント日へ、朝から並ぶようなことは滅多にないわけだが……。この日は後輩に付き合い久々に朝から抽選を受けることにした。朝から打とうが即刻にプレミアを引ければ問題ない。
とは言うものの現在のヒキが、確実に弱まっている状況。収支の面では辛うじて負けてはいないが、昨年は1度も【GOD降臨】を果たすことはできなかった。もはや、ただの「ヒキ弱おじさん」である。
そのような状態であることを考えれば、朝から勝負を挑むことに不安も感じてしまう。ましてや店側が『ゴッド』に力を入れる可能性も低いだろう。
しかし、この日は腹を決めた。仮に高設定を掴めれば勝負にはなる。無理のない長時間の戦いに持ち込めれば【GOD降臨】を果たせるチャンスも生まれるはずだ。希望を胸に200人近くの人間が集まった抽選へ挑んだのだが……。
143番……。この数字では台を選ぶこともできない。『ゴッド』シリーズに座れる可能性も限りになくゼロだろう。「もはや並ぶ意味ないのでは?」そのように考え、入場を待つ列から外れようとした時だった。
「ハーデスはガラガラです!」
56番という早い番号を引き当てた後輩から朗報が。さすがに私が入場するまでガラガラということはないと思ったが、並ぶことに意味が生まれたのだった。
ようやく回ってきた入場の時。空き台があることを信じ、私はパチスロが設置されている2階へ向かう。一直線に向かった『ゴッド』シリーズの島。そこで奇跡が起こる! 狙い台であった『アナザーゴッドハーデス~奪われたZEUSver.~』に空きが1台だけ存在していたのだった!!
あくまでもスタート時点に立てただけではあるが、打ちたくもない機種に座らなければならないという最悪の事態は回避できたのである。「あとはヒキを炸裂させるだけ」そう心に誓い、実戦をスタートさせようとした時だった。
後方からチャンスボタンの音が聞こえたので何気なく振り向くと、先に遊技を始めていた後輩の画面に”激熱”の文字が! そして次の瞬間、ゴッドユーザーであれば誰もが悶絶するテンパイ音が鳴り響く……何と朝一わずか投資1本での【GOD降臨】という偉業を達成したのである!!
当然ながら周囲は騒然。後輩はもちろん、私も興奮を隠し切ることができなかった。「羨ましい」そう思ったのは論じるまでもないが、その出来事が私の闘争本能に火をつけることになる。「負けてはいられない」そう呟き、気合を入れてレバーを叩いたのだった。
朝一での【GOD降臨】という”出来すぎ”な展開など求めてはいない。とりあえず早い段階でまとまったメダルを確保し、投資をストップするのが理想だ。そんなに都合よく物事が進むほど人生は甘くないが……。この日の『ハーデス』は、明らかにやる気が違った。
100ゲームに近づくにつれ、モードアップを示唆する演出が続出。「良い状態にいるな」そう確信し打ち続けると102ゲームでGGをゲット。投資はわずかに4本と、理想的な展開が待っていたのだ。
安定の「ケルベロス」ではあったが、70回とまずまずの結果。ここで得た200枚弱のメダルを元手に、コツコツと増やしていければいい。そこからが勝負である。
そんな私の考えを察してくれたのだろうか。この日の『ハーデス』は、やけに聞き分けがいい。その後15ゲームでGGをゲット。連チャンで120枚の上乗せに成功。
そこからの大連チャン……とはいかなかったが、150ゲーム回したところで再びGGゲットで、496枚を獲得。そこから70ゲーム回したところで、再び当たるなど非常に軽い。「もしかして……掴んだか!?」湧き上がる興奮を感じ始めてしまう。
周囲も比較的に軽く当たっている印象で、ハマっている台は見受けられない。「まさかハーデス強いのでは?」そのような考えも浮上してくる。
このままハマらずに当たりを引き続ければ、安定して枚数を増やすことが可能。テンションは一気に上がったのだが……。
この日の『ハーデス』島は12時を過ぎ、さらなる盛り上がりを見せるのだった。まずは後方の席で【GOD降臨】。その数分後には私の右隣も【GOD降臨】を達成。さらに左隣では「全回転フリーズ」発動! 角の席でも「全回転フリーズ」が発動するなど、激アツのプレミアム祭となっていたのだ。
単純に”ヒキ”が炸裂しまっくているだけではあるが、この流れに乗れる気しかしなかった。眠り続けている私のヒキが、この雰囲気で目覚めることを信じるのだった。
「GODは伝染する。必ず俺も引けるはず!」根拠のない自信を胸に打ち続けたが、やはり世の中そんなに甘くはなかったのである……。
その後は370ゲームまで連れて行かれ持ちメダルは消滅、追加投資を強いられることになってしまう。その時点で取り乱すことはなかったが、前半戦の聞き分けの良かった『ハーデス』は何処へ?
当たりは引けるものの、メダルは飲まれ追加投資を強いられる展開。気がつけば投資も10本を突破している。「プレミアム祭」が開催中の島で、飲まれては投資の苦しい実戦が続く。「傷口を広げる前に止めるか?」そのような弱い気持ちが生まれてきてしまうのだった。
しかし、そのような考えを持った瞬間に演出が発生し、止めづらくなるのが『ゴッドあるある』。誰もが似たような経験をしたことがあるだろう。この時も「止め」を視野に入れた瞬間にチャンス目からの風演出が発生。決してアツい演出ではないが止めづらくなった事は確かだ。
「もう少し回そう」と考え打ち続けると、気がつけば300ゲーム付近。そこからまた賑やかになり始めると……「G-ZONE」が期待できる400のゾーンまで打たざるを得なくなる。ただ、そこまで打っても当たる保障などない。仮に当たっても、単発ならば金銭的にも精神的にもダメージしか残らないのだ。
「こんな時は大体、負ける」一瞬、嫌な予感が走ったのだが……ココから流れは一変。待ちに待った”あの瞬間”が訪れたのである。
~プシュン~
「おぁあぉぉぉ!!」突如として現れたサプライズに、思わず声を張り上げてしまう。1年以上もお目にかかれなかった【GOD揃い】に、ようやくお会いすることが叶ったのだ。
激しい興奮が心臓を凝結させる。大袈裟に思うかもしれないが1年以上も苦しんだ私にとっては、それほどに嬉しいご褒美だったと言えるだろう。あまりにも気持ちが高ぶって、涙がこぼれそうになる程の感動を味わえた瞬間だった。
詳細は……
「ケルベロス」3回で1169枚という非常にショボいものであり、ヒキが戻ったとまでは言えない結果。しかし、この一撃から収支も何とかプラスになるなど、個人的には満足できる実戦であった。
パチスロを打つ以上もちろん大勝することが理想ではあるが、私にとって『ゴッド』を打つ上で最も重要なのは「GODを降臨させた」という事実だ。
そのように考えれば今回は大勝利。その喜びを噛み締めつつ、夜の街へ消えていったのだった。
(文=ロベルト竜馬)
PICK UP NEWS
Ranking
17:30更新- 【パチスロ「万枚」突破率ランキング】新台導入後も「変化」なし⁉
- パチスロ「1997年新規参入メーカー・ベルコの初期3作」~4号機名機伝説~『さるかに合戦&2』『ゴールデンベル』編【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.151】
- 「犯罪行為」が目の前で…【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第97話:盤面押し】
- 【スマスロ新台『モンハン』攻略】複数のリセット恩恵が存在!! 「設定差」は○○と推測するユーザーも!
- 【新台】人気アニメ「東京喰種」スマスロ化に高まる期待!
- オンライン麻雀Maru-Jan が贈る麻雀AI「KIRIN」。AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。
- 【スマスロ北斗・新重要数値】朝イチの天国or本前兆スタートは「高設定」に期待
- 【サミー】6号機の大ヒット機『カバネリ』の”スマスロ仕様”が展示され話題!
- 【スマスロ「万枚」突破率ランキング】「コンプリート」多発の沖スロで衝撃の事実⁉
- スマスロで『新ミリオンゴッド』降臨の可能性も!?「最大級イベント」の展示マシンが話題に
- 【緊急速報】パチスロ演者「ティナ」の復帰に大歓喜!「休止した理由」を初めて語る