パチスロ「激アマ新台」で大惨事！ BIG間「1800Ｇハマり」も…本機の“甘さ”を物語る展開に!?

　5号機ボーナスタイプの名機といえば、アクロスの人気シリーズ『ハナビ』の名が必ず挙がるだろう。技術介入機の中では最もスタンダードなマシンだが、そんな名機の正統後継機『新ハナビ』の導入が7月5日からスタートした。

　細かい仕様に関しては、すでに攻略誌や攻略サイト、また当サイトでも紹介しているので説明は割愛させていただく。

　今回は、著者がホールで『新ハナビ』を実戦した際の挙動や打感などをお伝えしていきたい。

　正統後継機だけに先代の5号機『ハナビ』と同じ感覚でプレイできることは間違いないが、一方で本作にはさまざまな変更点や追加要素が存在する。

　例えば、「ユニメモ」の利用が可能になったり、音量調整も可能に。リール制御も若干ながら変更されており、前作ではRB濃厚リーチ目も今作ではBBの可能性が十分あるそうだ。

　大きな変更点としては、RB中に技術介入要素が設けられ、初級・中級・上級と3パターンのアプローチからコイン増加を目指す。

　上級は全リール2コマ目押しが要求され、目押しが正確であればMAXの112枚に近い枚数を獲得可能だ。中リールから中段ラインに「氷」を並行に揃える必要があるのだが、右リールには「氷」と代用役の「暖簾」が複数存在するため、熟練者でない場合はやや不安かもしれない。

　そんな時は「氷」ではなく「ボーナス図柄」を目安にしよう。右リールは「ドンちゃん図柄」を枠上狙えば、中段に「氷」が停止する。左リールは落ち着いて「赤7」を下段に狙えば問題ないはずだ。

　通常時、左リール上段赤7狙いも有効となった。イメージとしては『バーサス』の上段赤7狙いと似た感覚だ。

　上段に赤7が「ビタ押し」できれば「スベリ」でのゲーム性も味わえる。1コマ以上スベると小役以上が濃厚、2コマスベりでは実戦上「氷orボーナス」とかなりアツい。

　この狙い方を可能にしたのは赤7付近にあるチェリーの代用役。これがあるおかげでチェリーを取りこぼす心配がなくなったので、出目をたくさん楽しみたいのであれば積極的に狙いにいってほしいところだ。

　演出パターンにも変更点が存在する。通常リプレイには必ず消灯が伴うなど、消灯演出に新たな法則が追加。さらには、『クランキーコレクション』に搭載されていたボーナス示唆演出「クランキーチャレンジ」を踏襲し、新たに「花火チャレンジ」が加わりプレイを盛り上げる。

　さて、著者の実戦に話を移すが、結論から言うとトータル7050G消化の「マイナス1023枚」となったが、これには深い理由がある。
　
　夕方頃にBB間で1895Gをハマり、BB確率も最終で1/ 470という惨事。ご存知の方も多いかもしれないが、『新ハナビ』は設定1でもBB確率が、旧『ハナビ』の設定6と同値である。

　もしも旧『ハナビ』の設定6を掴んでもBB1/ 470では大負けだ。それほど運に恵まれない状況のなか、「マイナス1023枚」で済んだのは、本機の「スペックの甘さ」を物語るに十分ではないだろうか。

　これほどの地獄を見ることは非常に稀だが、多少の不運では怪我にならない「アマさ」を持ちながら、高設定らしき台はしっかりと大きな出玉を持っていた印象だ。

　これから『新ハナビ』をプレイされる方は是非当記事を参考にして頂きたい。

（文=大松）

<著者プロフィール>
　4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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