パチスロ新台『ルパン三世』初週は苦戦!?「良台・やれるAT」との声もあるが…

　大手メーカー平和グループの看板コンテンツ「ルパン三世シリーズ」。現在パチンコ分野では、現役最高峰の破壊力を有した『Pルパン三世 2000カラットの涙』が好調だ。

　パチスロ分野では『主役は銭形3』が好評稼働中。4号機で旋風を巻き起こした『主役は銭形』のゲーム性を色濃く引き継いでおり、オールドユーザーのみならず多くのファンを増やしている印象だ。

　そんな中、3月7日に新台パチスロ『Sルパン三世』がオリンピアより登場した。シリーズお馴染みのタイプライターなどの激アツ演出は健在。レア役やリーチ目で疑似ボーナスを狙うゲーム性が注目されている。
　
　そんな本機は、どのような評価を得ているのだろうか。実際に遊技してきたファンからの実戦報告や感想をご紹介させていただく。それらを踏まえて我々編集部が独断と偏見で、本機の将来性をジャッジ。これから遊技する方、気になっている方は参考にしていただきたい。

『Sルパン三世』（オリンピア）

　本機は擬似ボーナス「HEROES BONUS」からAT「SUPER HEROES」を目指すオーソドックスなAT機。ATの純増は1Gあたり約2.7枚となっている。

　AT「SUPER HEROES」はセット継続タイプの差枚数管理型AT。「チャレンジタイム」と「ラウンドゲーム」をループさせ、7セット消化後の「極限BATTLE」で上位ATを目指す。

　初当り確率は設定1でも1/196.7となっており、主にレア役やリーチ目からの疑似ボーナスを掴むゲーム性。メイン当選契機である強チェリーは、出現率が1/99.9で低確率でも25%オーバーで当選に期待が持てる。

　本機は「リーチ目確変システム」を搭載。前兆中であればリーチ目の出現率が大幅にアップし、ガセ前兆を本前兆に書き換える。「運命はその手で書き換えろ」のキャッチコピー通りのゲームシステムだ。

【プレイヤーからの実戦報告】

　ユーザーによって賛否が分かれている印象。自力感満載のゲーム性となっているため、レア役のヒキやATの展開が評価に影響を与えているようだ。

　具体的には「疑似ボーナスの突破が難しい」「ゲーム数当選の方が良い」という不満の声も存在するが、「レア役が仕事する台は良台」や「やれるAT」などポジティブな意見も存在する。

【ヒットの可能性は？】

　販売台数はキラーコンテンツとしては控えめだが、全国ホール情報サイト「P-WORLD」によると少数台ではあるが導入ホール数が2000店を超えている。戦力として確かな期待が寄せられているという印象だ。

　3月新台の中でも特に自力が展開を左右するシステム。ユーザーによって評価が分かれることは明白だが、熱いファンを多く生み出すことができれば増産となる可能性もあるだろう。動向に注目したい。

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