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「一撃4,000発」を狙えた羽根モノ? よみがえる「往年の名機」たちとの記憶…【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.033】

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アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.033

 かつては、パチンコを覚えてからパチスロへ…というのが定番の流れだった。約3ヵ月ぶりとなるアニマルかつみと濱マモルによる回胴酔虎伝。今回は毛色を変えて羽根モノについて語っていただいた。

〇〇〇

-今回はパチンコ、特に羽根モノについての思い出をお聞きしたいと思います。

アニ「これはまた古い話になっちゃうけど、羽根モノを語る上で、やっぱり『ゼロタイガー』は外せないかな」

濱「平和のマシンですね」

アニ「いわゆる、初めての羽根モノだよね。その前の年には三共の『フィーバー』が出たんだけど、さすがにフィーバー機はギャンブル性が高すぎて手を出せなくて。数百円で遊べる羽根モノを打ったね。当時は定量制もなかったから、それでも十分、ギャンブル性はあったけど。ただ、そもそもあんまりパチンコ自体に興味もなかったんだけどね」

濱「かつみさんは当時、バンド活動がメインでしたもんね」

アニ「そう。まぁでも、パチンコ好きの友達に教わって打ってたよ。だから、ラウンド振り分けとかがない、純粋な羽根モノを今も打ちたいよね」

濱「羽根モノで、特に思い入れのある機種とか、ありますか?」

アニ「1990年の新内規で羽根モノは賞球15(個)の16ラウンドが認められて、ギャンブル性が高くなったんだよね。『サンダードラゴン』(三共)とか『ニューモンロー』(西陣)とか」

濱「『たぬ吉くん2』(京楽)とかも、その当時ですよね? アタシは結構、好きで打ちましたけど」

アニ「あれは、僕から言わせれば羽根モノじゃない。権利モノだよ」

濱「1回Vが出れば以降3連、実質、一撃4,000発でしたしね。ていうかアタシ、『ニューモンロー』も好きでしたよ。15回継続第1号の羽根モノですよね、たしか」

-そうだったと思います。

西陣の『パチンコ大賞』にも脱臼オヤジがいたんだよ

アニ「僕は『サンダードラゴン』がすごい好きだった。あれは音もカッコいいんだよ」

「一撃4,000発」を狙えた羽根モノ? よみがえる「往年の名機」たちとの記憶…【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.033】の画像2濱「V入賞しづらいですけど、完走率がめちゃくちゃ高い仕様でしたよね。アタシは、新要件機じゃないですけど、貯留機能を初搭載した『ビッグシューター』(平和)も好きでした。ただ、アタシが打ち始めた頃には、もうかなりの年季物だったんで、台によっては腕が玉を拾ってくれないんですよね」

アニ「わはははは。そうそうそう! 大体、脱臼してるんだよ。あと、西陣の『パチンコ大賞』にも脱臼オヤジがいたんだよ。大当り中はドル箱に玉を貯めてぶちまけるんだけど、うまくぶちまけてくれない。ただ、逆にそれがおいしい時もあったけど。初当りの時は」

-懐かしいですね。

濱「新要件機でいえば、『ブンブン丸』(平和)も好きでした。賞球が10個だから、新要件機の中ではわりと遊びやすい印象でした」

アニ「あれは名機。ザ・平和の羽根モノだよ。初代『ゼロタイガー』を彷彿とさせるよね。羽根が『ガバッ』と開いて。三共の『キングスター』もね。あと、三共でいえば『マジックカーペット』もよく打ったよ」

濱「おおっ、マジカペ! アタシも大好きでした」

アニ「あれは革新的だったよ。Vゾーンが動くんだもん」

濱「貯留の玉が一気に放出されるのも気持ちよかったですよね」

アニ「わかる。でも、あれには個体差があったんだよね。分度器を当てなくても水平だとわかる台がたくさんあった。『ビッグシューター』も貯留を偏らせないと道が作れないから、モーターの回転もあるけど、臨機応変に打たないとダメだったね」

濱「さすがですね。当時は若すぎたので、そこまで考えて打っていませんでした」

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アニ「でもやっぱり、羽根モノといえば西陣だよ。猿が皿に玉を乗せて『よいしょ、よいしょ』ってVゾーンに持ち上げていく台。なんだったけな?」

-『もちあげ隊』ですか。

アニ「そう、それ! あの台、モーニングがあったんだよ。朝イチ、皿に玉が乗ってて、チャッカーに入れて鳴かせたら、それだけで大当り」

-それは美味しいですね。

濱「モーニングでいえば、アタシは奥村遊機の『ビックリハウス2』をよく打ちました。あの台、基本的にはVゾーン前の回転体がくるくる回ってるんですけど、ハズレ穴に玉が入ると回るデジタルに『7』が表示されると、回転体の動きが変化してV入賞しやすくなるんですよ」

アニ「ほう」

濱「で、電源を入れると必ず『7』から始まるみたいで、朝イチはチャンスだったんですよね。100%当るわけじゃないですけど、そんなにライバルもいなかったんで、結構、勝てました。ただ、その勝ち金をほとんど『アポロン』(北電子)の裏モノに使ってましたけど」

アニ「わはははは。わかるわかる! 若い頃は朝、羽根モノの特典やデジパチのサービスタイムで打って、『よし!パチスロを打つぞ!』って移動して、全部溶かしちゃう」

濱「ホント、その流れを何十回繰り返したか…」

アニ「それを『転がし』っていってたよね。今日は転がしが上手くいった…とか。まぁわらしべ長者だよね」

「一撃4,000発」を狙えた羽根モノ? よみがえる「往年の名機」たちとの記憶…【アニかつ・濱マモルの回胴酔虎伝Vol.033】の画像4濱「間違いないです。やっぱり、打ち始めた当時はお金もなかったし。だから、打ち止め開放台もよく打ちました」

アニ「関東は2,500発で打ち止めでしょ? 関西は4,000発だったんだよ」

-埼玉は1,500発だったような。

アニ「しかも、これはコラムで書いたけど、関東は前の人の出玉も計算するんでしょ? 関西はその人の出玉だけで、目方で判断するから。『は? 知らんがな』ってなったよ」

濱「もしかして、打ち止め開放のタイミングも違ったりするんですかね? うちの近所では、一定時間が経過すると開放する店が多かった気がしますけど」

アニ「関西は即開放だよ」

濱「じゃあ、仮に同じ人が打ってもいいんですか?」

アニ「まぁダメとは言われないだろうけど、そこはモラルとしてね」

-僕だったら変装して打っちゃうかも。

アニ「わはははは。まぁ今だったら軍団がドン・キホーテで衣装を買ってきて打ち回してるかもね。最終的には『おめー、誰だよ』みたいなデタラメな衣装で」

〇〇〇

 よみがえる往年の名機たちとの記憶。関東と関西での打ち止めに関する違いでも盛り上がった。次回のテーマはパチスロにチェンジ。どんなトークが飛び出すのか、乞うご期待だ。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

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