パチンコ実戦「甘デジで最悪」の展開!?「超攻撃型」マシンで意地は見せるが……

　さて、好調だった連チャン力に翳りが見え始めた「1パチ実戦」。基本的なルールは早当てなんですが、やっぱり勝ちたい欲目もあるもので、どうせ当たったなら連チャンしてほしいと願うのがパチンカーの性ってもんですよ。サガットは隻眼の猛虎。

　今回最初の台は名作マンガのタイアップマシン、『Pあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』です。恥ずかしながら原作を観たことがないんですけど、一時期話題になりました。

　ライトミドルの確率なのでサクッと当ててあわよくばRUSH入れて、みたいな展開を期待したいです。10％でRUSH直撃もあるんでそちらの可能性も模索したいところ。ただ、設定1だと大当り確率が1/231.6なので、そもそも初当りに手こずるかもしれません。

　と思ったら、打ち始めて40回くらいで当りました！

　で、当たった回転でお願いリーチ「能勢花火」に発展したんですけど、おっさんなんか泣きそうになっちゃいました。

　原作知らんのに。原作は感動モノだって話は聞いていたんでその刷り込みがすぎたんだと思いますが、急になんかキュンとしちゃって涙がこみ上げるんですよ。中年のおっさんがパチンコ打ちながら泣くなんてなかなかの地獄なんで涙こそ流さなかったですけど。

　これが歳を取るってことですよ。ほんとなんでもない場面で泣きそうになったりするんですよ。かつては何事にも斜に構え、感情を表に出さない切れたナイフと呼ばれた私もこのザマです。加齢って怖い。

　こうして涙の大当りを素早く射止めたにもかかわらず、「かくれんぼチャンス」からのRUSH突入はならず。うーん、運が良いんだか悪いんだか。もやもやしながら次の台へと移動です。

　次は得意の海。『CRAスーパー海物語IN沖海4withアイマリン』です。海の甘デジのなかでも人気の高いこの機種はやはりどの店もわりと設置していることが多いので、本企画でも2回目の登場でしょうか。相性もいいのでここから回復していきたいところ。

　しかし、これが大誤算。台の状態がひどく悪いうえに200回転もハマってしまいました。そのうえリターンは2回のみ。なんとか時短で1回引き戻しましたが、今の私にはそれが限度。玉を1500個ほど減らしてとぼとぼと次に向かいます。