「恐怖」をパチンコに組み込んだパイオニア……「未知なる感覚」が生む新たな面白さの輪を創出!!【パチンコ初代特集】
最新の検定通過情報によると、藤商事が誇るビッグコンテンツ『リング』シリーズの最新作となる『Pリング呪いの7日間2』がそのラインナップに名を連ねているようだ。
一部情報では、天井時短機能である「遊タイム」に対応しているとの噂もあり、その詳細が注目されている。人気のシリーズだということもあわせ、動向が気になるファンも多いだろう。
この最新作は『リング』シリーズの中でも2代目となる『CRリング呪いの7日間』の流れを汲むものであるが、始まりは2007年に登場した『CRリング』となる。
モチーフとなった「リング」とは、鈴木光司のミステリー・ホラー小説で、その小説を原作とした映画「リング」は大ヒットを記録。日本独自の「恐怖」を表現した本作は海外でも成功を収めジャパニーズホラーとして一大ムーブメントを巻き起こした。
こういった映画の流れと同様に、『CRリング』はパチンコ界でも「ホラーパチンコ」という新機軸のジャンルを開拓し、多くのファンを魅了することとなった。
もちろん、そこにはパチンコ独自の要素が無数に散りばめられ、パチンコの演出として落とし込むことで恐怖と喜びという相反する2つの感情を融合させることに成功し、大ヒットの礎を築いたのである。
スペックとしては確変ループマシンで大当り確率が1/313、確変割合が53%の「G」と、大当り確率1/359、確変割合が59%の「N」の2タイプあったが、特筆すべきものはほとんどないような普通の仕様であった。
ひとつスペック面での特徴を挙げるとすれば、当時としては珍しいヘソと電チューの振り分けが異なる仕様となっていて、電チューのほうが突然確変の比率が低い(ヘソ10%、電チュー1%)分、まとまった出玉を期待できるような仕掛けが施されていた。
ところで、『リング』といえば手役物が印象的で、その落下速度といつ作動するかわからないドキドキ感は多くのファンを魅了したものである。
本シリーズの人気を支える要因のひとつにも挙げられると思うが、実際はこの手役物が採用されたのは2作目『CRリング呪いの7日間』からなのである。
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