パチンコ・パチスロでも起こる問題！『ニューパルサーSPⅢ』以降、どの機種から…【濱マモルの のほほんコラムVol.90～食べ切れない野菜と新台～】

　以前、過去によく職質をされたという内容のコラムで、庭で小ねぎを育てていることを書いた。

　元々、雑草だらけだった庭に、娘が花を植えたいと希望したことで耕し始めたのがきっかけであった。空いたスペースにスーパーで買った小ねぎの根元を植えたりしていたのだが、今では九条ネギやパクチー、ほうれん草やいちごなど、その時期の気分で、あらゆる野菜を種から育てている。

　生物は死んだら土に還るという、地球上で定められたローテーションが人間にもインプットされているのか。年を取ると花を愛でると共に土いじりが好きになると聞くが、今のアタシは、まさしくそれ。少年時代、あれほど嫌いと感じた雑草抜きは自ら進んでやるし、野菜の種を植える際も土自体を育てたりもする。

　まぁその辺は、言っても素人。パチスロ必勝ガイドの後輩にして人生の先輩である八百屋コカツおじさんのように野菜の知識が豊富なわけでもないが、芽が出て、それが成長する様を見守るのも楽しく、なんだかんだでライフワークのひとつと言えるかもしれない。

　ただ、素人なだけに、全てがすくすくと育つわけではない。時には芽が出ない、あるいは成長途中で枯れてしまうこともあるわけで、収穫率を高めるべく、大量の種を蒔くのが我がスタイル。それ故、無事に成長した際には食べ切れないほどの量が育ってしまうこともあり、半ば無理やり食べ続けることもあるのだ。

　どうにか、バランスよく作れないものだろうか。目下、それが目標であるのだが、思えば、パチンコ・パチスロでも同じような事象がある。他でもない、導入日が被りまくる問題だ。

　たとえば、学校をサボって導入当初から初代『ニューパルサー』のモーニング奪取に勤しんだアタシとしては、28周年作『ニューパルサーSPⅢ』のデビューを待ち焦がれている。

　4月5日の導入初日は新台抽選に挑んでやろうと目論んでいるわけだが、ふと、その日の導入予定機種をチェックすると、『PぱちんこGANTZ極』『P甲鉄城のカバネリ』『Pバジリスク～甲賀忍法帖～2 朧の章』など、気になる機種ばかり。特に『P大工の源さん 超韋駄天 LIGHT』は万年金欠の身でも「あの超源RUSHを体感できる」とワクワクしていただけに、正直、どれもこれも打ちたいのである。

　売るほど時間はあっても、先立つものがない。まぁ各メーカーさんにも様々な事情はあるのだろうが、何故、もっと導入日を分散させてくれないのか。

　今月は各種税金の支払いもあるしなぁ…などと財布の中身を眺めながら、『ニューパルサーSPⅢ』以降、どの機種から打とうかと考えている次第である。

（文＝濱マモル）