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パチンコ・スロット「音量問題」で新たな動きが… メーカー団体が要望書へ回答

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 技術の進歩により、遊技機の音は迫力を増した。各種効果音やBGM、考え抜かれたタイミングで流れるそれらの音にプレイヤーは一喜一憂し、テンション爆アガリで大当りを消化できるわけだが、一方で、その音量については問題視する声も少なくなかった。

 かつては、遊技中でも店内の有線放送が聞こえた。知人と並び打ちした際にも普通に会話できたものだが、現在は音量のデカさが故に困難。多くの遊技機には音量調整機能が搭載されているものの、その調整方法や範囲についてはメーカーごとに差があるのが現状だ。

 全国51の都府県方面のパチンコ・パチスロホールの遊技共同組合を会員とする「全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)」は、10月18日付けでメーカー団体に対して、この遊技機の音量上限の引き下げに関する要望を提出していた。去る12月17日、これについての回答がメーカー団体からあったと、全日遊連が連絡したとのこと。その内容について、業界各誌が報じている。

 それによると、厚生労働省において職業性難聴防止のガイドラインの見直し作業が進められていることを理由に、全日遊連は従業員や遊技客が健康被害に遭わないように遊技機の音量上限についてメーカーで統一し、音量調整についてはそれ以下の範囲で行うなどのルールを早急に策定するように要望。

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 これを受けて日本遊技機工業組合(日工組)と日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は、12月13日付けで全日遊連に対して連名で回答書を送付し、今後はホールで設定できる各段階の音量の目安についてマニュアル等に記載することに加えて、85デシベル未満の音量が設定できていない遊技機については、速やかにその機能を搭載していく旨を示したそうだ。

 ちなみに、音量の目安として、走行中の電車内や救急車のサイレン(直近)は80デシベル、カラオケ音や犬の鳴き声(直近)は90デシベルとされている。

 全日遊連では、詳細は2022年1月の全国理事会で改めて説明するとのこと。ホール従業員や遊技客が騒音による健康被害に遭わないように、現在の遊技機に搭載されている音量設定機能等を適切に運用し、店内の騒音レベルの低減に努めるように各都府県方面遊協に求めているそうだ。

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