パチンコ「速すぎるその先へ」…10年以上前にスピードを極めた傑作!!
当初はネガティブな意見が多かったP機
2018年に規則改正が行われ、パチンコはCRからPへと時代が移った。射幸性の抑制やのめり込み防止を基本にした「規制」の意味合いが色濃く反映されたP機の内容や「設定」という馴染みのないゲーム性を強要されたことに対し、パチンコを取り巻く環境はネガティブなものが主だっていた。
しかし、『ぱちんこ新・必殺仕置人』という救世主の出現によって状況は一変。P機でも満足のいく出玉性能を実現できるとパチンコはにわかに盛り上がりを見せる。一方、このゲームチェンジャーはスペック的なことだけでなく、ゲーム性においてもパラダイムシフトを発生させたのである。
その新たな価値基準とは「速さ」である。
兆しは見えていた。これまで2回ループやバトルスペックなど次回ループタイプの確変システムを基調にした連チャンモードは「RUSH」の登場によって、スピード感や爽快感をアピールポイントにする機種が続々と世に送り出されてきた。
プレイヤー側もその魅力を認識しはじめ、『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン』や『CRビッグドリーム~神撃』といったスピード自慢のマシンたちが人気を獲得している。「時速」という概念がいまほど定着していなかったので明確に数値化できないが、圧倒的なスピード感であるのは間違いない。
10年以上も前にスピードを極めたCR機
この2機種は2015年にリリースされているので、速さに対するひとつのピークをこの時期とみなすこともできる。しかし、それよりも5年も前にスピードにこだわった機種が存在した。Daiichiの『CRスーパーマンリターンズ』である。
最短2秒で大当りが決着する「速すぎるその先へ」を謳ったSTモードは大きなインパクトを与えた。さらに、その速さを強調するのが「Sシャッター」役物で、光の速さでシャッターが閉じるのである。
一時期、役物にも速さブームが到来しており、どれだけ速く落下させることができるかに各メーカーが躍起になっていた時代もあったが、そのなかでも1、2を争うスピード感である。
この特徴は兄弟機となる『CRスーパーマンリターンズ ライトMAX』(大当り確率1/158.9)にも踏襲。速さはもちろん、継続率約75%で右打ち中はすべての大当りが最大の11ラウンドとなる出玉性能も兼ね備えた強力なスペックを持つマシンとしてリリースされた。
パチンコ業界では鬼門となっている洋画版権がモチーフになっていることもあり、打ち手を選ぶようなところがないわけでもないが、それでも局地的な人気を獲得し、充分な瞬間最大風速を記録した。
その後のシリーズ機『CRスーパーマン~Limit Break』もスピードにこだわり続け、時代を先取り。いまようやく世間が『スーパーマン』に追いついたのである。
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