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4円パチンコの利益率は「史上最高レベル」大半のユーザーが勘違いしがちな“儲け率”について大御所ライターが解説

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利益率は「2007年の正月営業レベル」

 自身のYouTubeチャンネル「まんぱつ」内で、ベテランライターの大崎一万発が「勝てない」と愚痴っている。

 動画「【出率】99%のユーザーが勘違いしがちなパチンコ&パチスロの意外な儲け率」によると、その最大の理由は4円パチンコの利益率が「史上最高レベルで高くなっている」点。これは以前に当サイトでも触れた通りで、現在の同利益率は「2007年の正月営業レベル」なのだという。

 1時間あたりの利益に換算すると、概ね1,300円だそうだ。10時間打てば単純計算で1万3,000円となるが、それはあくまでボーダー以上に調整されたホールの主要機種、即ち優遇台を含めての数値。冷遇機種を打ち、尚且つ通常通りの確率で引けなければそれ以上に負ける危険性があり、たまに1~2万円勝つことこそあっても、基本的には「坂道を転がり落ちるように」負け続けるのが現状だ。

 一方、20円パチスロの利益率は1時間あたり700円から800円とのこと。AT・ART機の大半には天井機能があることで投資を続ければある程度の出玉が戻る上、打ち続けるうちに設定1だと分かれば稼働が無くなる点などから、パチスロはパチンコよりも利益率が低くなるのだという。

傾向を理解した上で戦略を立てられれば、楽しみ方が「一段階ランクアップ」

 となると、パチンコよりもパチスロを打てば負けない。そう考えるプレイヤーもいるかもしれないが、そう簡単なことではない。来店取材や収録で全国各地のホールを回る大崎氏の経験上、お店による「傾向がある」模様。

 例えば「特定日はものすごく強くて、パチスロは超出す」「ラインアップを見ると、6.5号機をすごい台数入れている」となると、このホールは今後、パチスロを優遇する可能性があるのに対して、「駅前の立地で1階のラインアップは新台のパチンコ」「打ってみるとすごい優遇」「時には全部ボーダー以上」といったホールは短時間遊技の夕方からの客を狙っている…などと考えることができるそうだ。

 曰く、強い日や平日or土日、いろんな状況下で「どういう開け方をしているのか」「どういう装飾をしているのか」などをチェックすることが重要。「お店の考え方」を理解した上で戦略を立てられれば、パチンコ・パチスロの楽しみ方が「一段階ランクアップする」とした。

 ただ、冒頭で述べたように大崎氏は「全然勝てていない」ことから、「考えたところで自己満足にすぎないかもしれない」とも。恋愛と同じで「負けると分かっても突っ込まなきゃいけない時もある」とし、「ロマンを残しながらベースをしっかりとやる」スタンスを推奨しつつ、当動画をまとめた。

(文=編集部.)

 

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