この先の「西陣ブランド」は一体どうなってしまうのか… これまで築き上げてきた大いなる財産、人気コンテンツの行末も気になるところ
本当に衝撃的だった「西陣廃業」のニュース。これまでも数々のパチンコ・パチスロメーカーが時代の流れと共に消えていきましたが、歴史ある西陣もこのような事態になるとは…。既に当サイトでも多くの方が触れておりますが、私も今回は西陣の思い出について少々。
西陣といえば、大ヒットマシンの『CR花満開』や個性的な「羽根モノ」
Twitterでトレンド入りする程の騒ぎとなったこの度の一件。本当にショックですが西陣といえば、名機『CR花満開』や個性的な「羽根モノ」を思い浮かべるオールドファンが多いのではないでしょうか。
若い頃は大の羽根モノ好きだった私ですが、西陣と三共の羽根モノは本当によく打ったものです。そもそも私がパチンコとして初めて遊技したのが『桃太郎』という西陣の羽根モノですからね。つまり、全ての始まりは西陣というわけなんですよ。
『桃太郎』という機種は、羽根がそのまんま桃になっていてパカっと開けば中には鬼退治をする桃太郎がいます。確か1000円ほど使って何度か当ては飲まれたと記憶しておりますが、大人の世界には「こんなに楽しい遊びがあるのか」と驚き、羽根モノにハマっていったのはいうまでもありません。
最近は相次ぐレトロ台ゲーセンのOPENもあり、懐かしい台を打つ機会が増えたことは喜ばしいことです。かつてはこういった羽根モノが普通に5万台とか売れていたんですから、今じゃ考えられないですよね。
最近打ったのは『CR花満開』や羽根モノの『レッドライオン』、『ニュー金棒くん』、『魔界組』など名機揃い。東京の『タンポポ』さんに行けたら打ちたい台もたくさんあります。
どこかで打てるのかどうか分かりませんが、デジパチの『春夏秋冬』や『ファンキー7』、一発台の『ジェットライン』や『ジャスティ』、『ラプソディー』なんかももう一度打ちたいものです。
ところで、CR機の爆発的普及に大きく貢献した1993年リリースのCR花満開ですが、それ以降西陣は大きなヒットに恵まれず、急速に力を弱めていきます。コンスタントにヒット機を量産し続けた同じ三大メーカーである「三共」「平和」とは対照的でしたよね。
メーカーであるソフィアは事業継続する
それにしても結局のところどうなっちゃうんでしょう? 厳密には販売部門である西陣が廃業しても、メーカーであるソフィアは事業継続するということですから、別の販売ルートでソフィア製の遊技機がリリースされることはあるのでしょうか。また、西陣が抱える人気コンテンツの今後の動向も気になるところです。
70年余りの歴史に終止符を打つことになった西陣。同社が歩んできた道はあまりにも偉大であり、築き上げてきたモノは大いなる遺産、財産として残り続け、受け継がれ、そして語り継がれていくことでしょう。
大好きだった西陣ありがとう。あなたのことはずっと忘れません。
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